6月18日。三省堂本社(東京都麹町)を訪問。編集者諸氏と次作、つまり7月に出る『まるまる反復英文法総復習BOOK(標準)』の動画撮影をし、その次に何を出すかという話をした。物書きというのはなかなか不安定なもので、出版社から依頼がないと仕事がない。アルクにしても三省堂にしても執筆の依頼をしてくれる企業は大切にしたい。
動画は例によってというべきか、書籍の解説のみならず、英語の成績の上げ方や英単語や英文法の攻略法など、英語力全体に好影響が出る内容にしたので楽しみにしていただきたい。吾輩のようなおっさんの動画など視たくもないという向きもあろうが、特に成績を上げねばならないと焦っている方にはお役立ていただけるはずだ。
これから同社から出す本については昨日のポストに書いたとおり、企画書を3通提出した。これから吟味していただくことにはなるが、感触としては悪くなかったように思う。少なくとも、これはうちには合わないっすねえという、今まで何度も投げかけられた言葉は出なかった。
いくつもの会社からリスニングの本をと依頼され、そのたびに他社とは違う本にせねばならないと考えてきた。『まるまるリスニング』と『ユメリス』とのコンセプトは違う。ベネッセの『トレセミ』はリスニング&スピーキングである。『名スピーチリスニング』のようにオバマやジョブズのスピーチを素材にしたものもある。そろそろリスニングは打ち止めかなとは思うが、需要があるならガッツリ系を作るのもいいなと思っている。
三省堂の社員の方々が好意的で嬉しく思う。今日の打ち合わせで話したことにいくつかの要素を肉付けし、出来上がった本をイメージできるようになるまで少し寝かそう。
木村達哉
追記
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