7月13日。静岡にいるといろんな先生方からご連絡を賜る。昨日はBFW Hubというオンライン英語教室を運営されている加藤先生が、今日は光塾を経営されている望月先生ご夫妻が、吾輩が借りている富士山のふもとにあるアパートの一室にわざわざ静岡市内からおいでくださった。
一昨日は、ご連絡を賜ったわけではなく、吾輩が富士市の英語塾KID’S ENGLISHに乗り込んでいった。いただきもののお菓子があったのとアメリカ土産を渡したかったのと。子どもたちが「キムタツが来た!」と大騒ぎしてくれた。しっかり勉強しろよと言い残し、妻と夕食に出かけた。
8月には光塾とKID’S ENGLISHの保護者や子どもたちに講演を依頼されている。9月にはBFW Hubとポピンズ英語教室が主催の講演も企画されている。さらに、8月は沼津市の加藤学園高等学校からお話をしたいとお誘いをいただいている。いずれの塾や学校にしても良好な関係を築き続けられればいいなと思う。
吾輩の場合、放っておくとずっと家にいる。さくらの散歩や肥満解消のためのウォーキング、あるいはゴルフの素振りなどでは家を出るにしても、あまり遠出をするのが得意ではない。人寄せをしたときにそういう話をすると、皆さんから意外だと言われたが、実際にそうなのである。出不精は吾輩のためにある言葉である。
が、その反面、旅行は好きである。まだ見たことがない世界に足を踏み入れるのが好きなのである。出不精な旅好き。なんだそれはと言われそうだが、本当にそうなのだからしかたがない。旅先ではウォーキングを愉しみ、疲れたらホテルでじっとしている。読書をしたり言葉がわからなくても現地のテレビを視たりしている。
旅先で人と話すのは嫌いではない。自分から話しかける。そんなことが20年ほど続いていて、おかげで北海道から沖縄まで、いろんな場所に友達と呼んでよかろうと思われる人たちができた。静岡の人たちも然り、である。先方はどう思っておられるかわからんが、吾輩は友達だと思っている。
そういう人たちが訪ねてきてくださるのは嬉しいものだ。特にお構いもできないし、まだリビングテーブルが届かないのでコーヒーをお出しするのも不便なのだけれど、とりとめもない話を静かにしながら時を過ごすのは心が落ち着く。吾輩はようやく自分のリズムがわかってきたように思う。61歳になってなにを言うとるのかと思われるだろうが、静かに人と話すのが好きで、そうでなければ本を読みながら書きながらじっとしているのが好きなのである。それが旅先であればなおよろしい。
木村達哉
追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を火木土の週3通無料配信しています。読みたいという方はこちらからご登録ください。英語勉強法について、成績向上のメソッドについて、いろいろと書いています。家庭や学校、会社での会話や、学校や塾の先生方は授業での余談にお使いください。