7月15日。甲子園球場で阪神と中日の試合をボックス席で観戦した。智辯学園の関係者である方がドラゴンズファンの吾輩に声をかけてくださったのである。儲かりゃいいと球団が考えているドラゴンズが真剣に球団経営をしているタイガースに勝てるわけがないと思ったが、せっかくお誘いくださったのだからと思い、妻と出かけていった。
三塁側の一番高いところにあるボックス席は非常に涼しく、汗だくになるやろうとタオルを持参したのだけれど使わなかった。ちなみに吾輩が持参したタオルは「赤星」と「藤川」の名前が書かれたものである。タイガースファンではないが、両選手のことは応援しとったのだ。
試合は延長戦に入った。早寝早起きを励行しとる(というより、年齢のせいか20時には眠くなる)吾輩としては、とても起きておれんなと思い、キリを見て先に帰らせてもらった。拙宅は球場から歩いて数分のところにある。退散直後にドラゴンズが勝ちこしたときにはすでに布団に入っていた。
たまにはいいな。しょっちゅうは飽きる。甲子園球場、吾輩にとっては巨大な居酒屋に過ぎず、大きい声で歌ったり踊ったりするようなことはない。むしろ一緒に行く人と喋ったり笑ったり、ときには鞄にいつも入れている小説を読んだりしながら、歓声があがったらグラウンドを観るぐらいでちょうどいいのである。
今日は楽しかった。途中で智辯学園の先生と電話で喋ることができた。もしかしたら『ユメタン』を使ってくださっている同校で講演をすることになるかもしれん。
木村達哉
追記
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