7月20日。チームキムタツを立ち上げたのが20年前。そして今は聖光学院中高等学校で働く佐藤先生が中心となってチームキムタツ関東支部を立ち上げたのが15年前。いずれも英語の授業力を向上させるのが目的である。
今日はその関東支部の勉強会が日大目黒高校を会場にして行われた。いつも同校は学校使用を快く引き受けてくださるので助かっている。吾輩たちの勉強会はボランティア活動につき、場所を探すのに四苦八苦するのだが、関東支部に関してはいくつかの学校が貸してくださる。
今回の勉強会、第一部は佐藤先生から国公立大学二次試験の英作文と大意要約に向けた指導について、第二部は吾輩から「哲学と教養」について、お話し申し上げた。といってもワンウェイの講演ではない。佐藤先生の場合だと授業形式をはさんだり、吾輩の場合はグループワークをしてもらったり、参加者80人でわいわい言いながらの勉強会だった。
さすがに80人プラス出版社の方々となると会場は熱気でいっぱいである。終了後はご覧のとおり、すぐ近くの中華料理店で懇親会を持ったが、これまた全国各地から参加された先生方が自己紹介をし、語り合い、笑い合っては極めて良い雰囲気に包まれていた。
20代から70代まで、講師も教授も関係なく、さらに言うなら教師も業者も関係なしに全員が主体的に学ぼうとする姿勢が顕著で、やはりそういう場は見ていて気持ちがいいものだ。アルク・Gakken・三省堂に後援をいただいたが、吾輩たちの勉強会はすべてボランティアで後援料もいただかない代わりに気も遣わない。全員が平等である。
次回の関東支部は年末26日ですよと言うと、皆さんがメモ帳をとり出して記入しておられた。12月もたくさんの参加者に恵まれればいいよねと言い合いながら、佐藤先生と吾輩および数人の中心的な先生方や業者の方々だけで二次会会場に向かった。久しぶりに酔っぱらったが、実にいい気分である。
木村達哉
追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を火木土の週3通無料配信しています。読みたいという方はこちらから仮登録をし、届いたメールにて本登録をお済ませください。英語勉強法について、成績向上のメソッドについて、いろいろと書いています。家庭や学校、会社での会話や、学校や塾の先生方は授業での余談にお使いください。