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ニシムクサムライと元号と八月

2025.07.31(木) 10:20

7月31日。いまだにニシムクサムライと言わないと月の最終日がわからない吾輩のような人は少なくないのではないか。今日で7月は最後。2025年もあと五か月である。年に一度の歌番組を楽しみにしている。たまには呼んでもらいたいもんやな。

ニシムクサムライで思い出したが、今が令和何年なのかわからんという吾輩のような人も多いのではないか。元号は天皇制と密接に関わっていて、新しい天皇になると新しい元号になる。こちとら天皇制を否定しているわけではないが、普段から仕事で使うのは西暦のほう。令和何年かと言われてもよくわからん。

銀行などで、ここに今日の日付をお書きくださいと言われ、それがスペース的に令和何年という書き方をせねばならないときには、もれなく恥ずかしい思いをする。すみません、今って何年ですか? 七年です。ほぉ、新しい天皇になってからもうそんなになりますか。銀行の人が眉間に皺を寄せて吾輩を見る。グローバル化が進むと元号はどうなるのだろう。

八月前半はセミナーが続く。10日は広島で「夏は広島セミナー」である。修道高校や広島城北高校の先生方が中心となって毎年行われている。今年のテーマは「英語の成績を上げる先生とその指導」とした。今年は県外からの参加者が多いらしく、修道の岡本先生からもらったご連絡の文面が踊っていた。

11日は英語教師塾。今年は多摩大目黒高校をお借りして開催する。全国から集まった先生方の前で授業をする変態的先生方には敬意を表したい。時間的に4人ほどの先生がリーディング、リスニング、ライティングの授業をされる。我々はその授業を受け、最終的には徹底的に分析を行う。

12日はロングセミナー(こちら)。ラ・サールの丸山先生、聖光学院の佐藤先生、そして吾輩の三人で毎年行っているアルク主催のものである。今年のテーマは「英語教師の苦悩」とした。我々が教員としてどういう苦悩と向き合い、どうやって乗り越えていったかを話す。定期考査を披露したり授業計画をさらしたりする。

個人的にはやるべきこと、つまり書くべきものが山のようにあって、それを見上げるだけで穴蔵から出ていきたくない気持ちでいっぱいになるのだが、江國香織さんから笑顔で「期待しています」と言っていただいた手前、頑張るしかないではないか。能力が低いぶん、そこは気合いと量でなんとかしていこうと思っているのである。

木村達哉

追記
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