8月11日。第22回英語教師塾を開催した。場所は多摩大学附属目黒高等学校。無償でお貸しくださった同校には深く感謝したい。北海道から鹿児島まで、多くの先生方がいらっしゃった。4名の先生方がリーディング、ライティング、リスニングの授業を公開され、それぞれの反省会を全員で行った。要は研究授業である。
県や学校の研究授業とは違い、それぞれの授業のどこが良いところか、どこが良くないのか、そのままでいいところもあれば、直したほうがいいんじゃないかというところもあろう。誹謗中傷にならない程度に指摘し、それぞれの授業力を向上させる狙いである。もう20年間続いている。
メルマガに書いたとおり、今回は4名の先生方とわしが授業をした。最後の授業者が決まったのは直前。授業をするのが3名は少ない。できれば4名から5名が理想的である。であれば、わしがやるわと聖光学院の高木先生に宣言し、授業教材を送ってあったのである。印刷してくれていたので、時間的にはぎりぎりやけどやらせてよということで、リスニングの授業をやらせてもろた。
参加された先生方、特に授業をされた先生方は皆さん、勇気を出して手を挙げてよかったと仰っていた。また、来年は自分がやりたいと言った若い先生もおられた。ええことやなと思いながら見ていた。誰でもそりゃプロの前で授業をするのは怖いわな。せやけど、見てもらわないと自分の授業の何が良くて何が悪いのかわからんはず。
会場校の川端先生と幹事の高木先生には最もお世話になった。ご本人にはお礼を申し述べたが、改めてここでもお礼の言葉を書いておきたい。お二人がいなければ明日のロングセミナーの準備に追われ、とてもとても開催できんかっただろう。感謝申し上げます。
また、今回は授業をしなかったけれども、来年にはしてみたいなと思われる向きは、どうぞ勇気を出して手を挙げていただきたい。親切丁寧にあなたの授業の長所短所を指摘させていただき、さらに短所を矯正するための習慣作りまでアドバイスさせていただく。もちろんすべて、ボランティア活動である。
木村達哉
追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を火木土の週3通無料配信しています。読みたいという方はこちらから仮登録をし、届いたメールにて本登録をお済ませください。英語勉強法について、成績向上のメソッドについて、いろいろと書いています。家庭や学校、会社での会話や、学校や塾の先生方は授業での余談にお使いください。