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京都で三重県立上野高校の生徒たちに講演

2025.08.18(月) 08:00

8月18日。京都旅企画という旅行会社からの依頼で、三重県立上野高校の生徒たちに講演。京都なのに三重県立高校?と思われた方もおられよう。吾輩もそうやった。同校が勉強合宿を知恩院で行っているということである。

夏休みやのにえらいこっちゃな。こちらとしては依頼された仕事を粛々と、とは言え京都の暑さに負けないようにパッションをかなり高めに設定して、こなすのみである。それにしても京都は暑かった。阪急河原町から知恩院まで歩いたが、着いたときには汗が額からぼとぼとと滴り落ちた。

特進クラスのみが主体的に(生徒たちは「強制です」と笑っていた)申し込んだらしい。外は酷暑。抜け出して遊びに行ってやろうという生徒もいまい。吾輩の授業は90分だったが、授業以外にも60分が2コマの自習をするとのこと。ついでに言うなら、スマホを先生に預けているので遊ぶに遊べん状況での勉強合宿であった。

英語にしても何にしてもそうだが、達人レベルで何かができる人は、人生のどこかで信じられないぐらい集中的にガッツリと勉強した時期がある。吾輩の場合、高2から高3にかけて毎日6時間必ず英語の勉強をした。今から思えば狂っていたとしか言いようがない。でも、それがよかった。

灘校に来てからは、そのときの経験が生きた。リスニングができなかったが、毎日それぐらいやれば聞き取れるようになるやろうなと思って、当たり前のようにやった。当然ながら2か月か3か月すればめちゃくちゃ聞き取れるようになった。

勉強合宿が有効かどうかは人によるとしか言いようがない。しかし、真剣に成績を伸ばそうとするなら、この「ガッツリ」がポイントである。できれば成績を伸ばしたいんです、ぐらいの気持ちで伸びることは、無い。

木村達哉

追記
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