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田貫湖と人生初キャンプ

2025.08.24(日) 08:00

8月24日。明日は富士から甲子園までドライブをするので、つまり自宅に帰るので、今日はおとなしく過ごした。もちろんアルコールは厳禁である。飲んだ翌日は思いのほか疲れている。肝臓が休め休めと命令する。したがって運転中に眠くなる。運転する前日はビール抜きである。

とは言っても、せっかくの日曜日である。またかと言われるかもしれんが、妻とさくらを連れて田貫湖へ出かけた。以前も書いたと思うが、西南学院の裕喜先生からキャンプの楽しさを教えられて以来、チャンスをうかがっているのである。富士山の周囲には富士五湖以外にも多くの湖があり、したがって至るところにキャンプ地がある。

田貫湖キャンプ場の受付で中をちらちら見るトイプードルを抱いたおっさん。コイツダレヤネンな目で中から見られる。外に出ていらっしゃったので、これこれこういうことがしたいと説明したところ、ネット予約したうえで来場していただければとのことやった。日帰りでも泊まりでもテントを張るなら予約が要ることがわかった(画像はそのキャンプ場。秋から春にかけては正面にある五本の木の向こうに富士山がくっきりと見える)。

西南の裕喜先生からはお勧めのテントも教えてもらったが、現地でも貸してもらえるらしい。もしかしたら人生初キャンプが人生最後のキャンプになるかもしれんのにテントを買うのもなと思っていたが、貸してもらえるのであれば問題なかろ。気に入ったら自分のを買えばいいのだ。

こういうところにテントを張り、富士山や湖を眺めながら小説を読む。考えただけで心臓の鼓動が聞こえてくるではないか。還暦を過ぎて人生初のキャンプ。火を焚いてビールを飲んでというようなことをしたいわけではない。妻にお願いして弁当を作ってもらい、足元で蚊取り線香を焚いて、のんびりと本が読みたい。

そんなことを考えながらゆっくりと田貫湖を歩き、帰りはまたぞろ白糸の滝に寄って帰ってきた。
静岡はその名のとおり静かでいいな。喧騒を好まない吾輩にはとても過ごしやすい場所や。甲子園が嫌いなわけではない。大阪にも神戸にも伊丹空港にも近くて便利である。けれども、夏はこうしてちょくちょく空気の澄んだ静岡で過ごすのも悪くないな、と、妻と話している。

木村達哉

追記
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