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8か国語を話す知り合いの話

2025.08.29(金) 10:00

8月29日。東京日帰り。Gakkenで「スピーキング指導」についての動画を収録した。この手の動画撮影にはすっかり慣れっこになっている。物書きなのにそれでいいのかという問題はさておき、ワンテイクでめでたく収録が完了した。

英語をいくら勉強しても話せないようでは「英語ができない人」である。偏差値が70あろうと80あろうと、話せなければ「英語ができない人」である。英語が話せる人のことを「英語ができる人」と呼ぶのは世界共通である。

逆に学校の成績が悪くても英語を話せる(ということは相手の言っていることがある程度聞き取れる)人は「英語ができる人」である。そこのところは間違いのないようにしておきたい。したがって筆記試験に強くて東大やら京大やらに合格した人であっても「英語ができない人」はたくさんいる。

吾輩の知り合いで、大学はたいして偏差値の高いところを出たわけではないが、8か国語が話せるというのがいる。したがって、イギリスに行ってもイタリアに行ってもフランスに行ってもドイツに行ってもまったく困らん。どうやって勉強したんやと聞くと笑って、いつもキムタツメルマガに書いてありますやんと答えよる。

特にラテン文字(アルファベット)の言語には共通項が多いので、まとめてやったものもありますとのことだが、ひと通りの文法と単語を仕上げたら、あとはひたすらしゃべるしゃべるしゃべる…ようにしているうちに、身のまわりの表現をだいたい忘れないようになったし、そうするとリスニング力も上がったとのことである。

逆に文法がわかっていないのに、しゃべる機会を増やしても大して上達しませんわと答える。吾輩のような英語のプロより、こやつに講師をさせたほうがええんやないかと思うほどの説得力である。文法は大事でっせと笑って言う彼を見ていると、そんなこたあわかっとると言いたくなる。

Gakkenの動画についてはおそらく9月の最終週ぐらいからオープンになる。その折にはメルマガなりブログなりで公開するので、申し込みをする方は申し込んでください。そして、せめて英語ぐらいは話せるようになってください。

木村達哉

追記
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