9月3日。明日からセミナーと講演が三日連続である。明日と明後日は山梨県甲府市にある山梨学院大学で、中部地区私学教育研修会ってのが行われる。吾輩は英語部会で二日間にわたって成績が上がる英語の指導法というか授業のやり方というかについてプレゼンをさせてもらう。
こういうのはプレゼンをする人に助言指導者というのが付くらしいが、それについてはお断り申し上げた。プレゼンを受けてくださった約60名の先生方が、具体的で明日から使えるわいとかこりゃ成績が上がるよなとか思ってくださればいいのだ。誰かにわしのプレゼンそのものを指導していただくようなものではない。
6日は静岡駅の近くで子どもたちと保護者に対して講演というほどしゃちほこばっているわけではないけれども、要はなんで勉強したほうがいいのか、英語はなんで勉強するのか、あるいはどうやって勉強するのかをお話し申し上げる。
すでに40名ほどがお申し込みになっているらしい。子どもが参加するには遅い時間やなとは思ったが、それは常日頃わしが20時ぐらいに寝る気満々になっているからであって、子どもらはおそらく塾通いをしているので、これぐらいの時間であればまったく問題ないのやろう。
山梨にしても静岡にしても、わざわざ吾輩の話を聞くためにご参加くださる奇特な方々が多数おられる。こういうのこそ感謝せなあかんなあと思う。以前、ある書店である作家がサイン会をされているのをたまたま通りかかった。長机に積み上げられたご著書。サイン会を告知する店内放送。鎮座する作家。閑古鳥が鳴く書店…こういうの、心が痛いやないか。
イベントごとがあると、果たして人が集まってくれはるのかなと心配になる。これがキムタクであれば人が溢れるのやろうけれども、こちらはごく一部の方々にしか知られていない存在である。セミナー開始の挨拶ではいつもものすごく深々とお辞儀をされますねとよく言われるが、来てくださった方々には本当にありがとうという気持ちになる。
明日明後日明々後日、心を込めてお話をさせていただこう。来てよかったな、貴重な人生の時間をこの人に割いてよかったなと言っていただけるように。
木村達哉
追記
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