9月8日。朝は9時半ぐらいに富士を出発した。東名高速道路から清水ジャンクションと新清水ジャンクションを利用して新東名高速道路へ。伊勢湾岸自動車道を経由して名神高速道路へ。終点の西宮に着いたのは15時頃であった。妻と一時間ごとに運転を交代しての移動なので、さほど疲れとらん。
妻には目をつぶっときやと必ず言う。遠慮なく寝てもらってけっこう。逆に、妻が運転しているときは助手席で目をつぶっている。目を開けて道路やらスマホやらを見ていると全然休まらんのだ。せっかく交代しながら移動しとるのに、交代に意味がなくなる。
スピードにも気を付けないといかんし、できるだけ追い越し車線(一番右側の車線)を走らないようにしとる。大事なのは「無事に到着すること」であって、「早く到着すること」ではないからだ。特に新東名高速道路は制限速度が120km/h。最近はまったく覆面パトカーがおらんらしく、140km/h以上で走っている車も少なくない。

それで思い出した。拙宅の近くの交番が倒産した。交番が倒産するという表現がおかしいのは重々承知だが、おそらく警察官不足がこういう形になっとるんやろうなと思っている。以前なら県道に車を停めておくとパトカーがやってきてくれたが、それもなくなった。
教員が不足し、警察官が不足し、自衛隊が定員割れを起こしている。びゅんびゅんと追い抜いていく車を見ながら、日本はいったいどうなっていくんやろうなと思っていた。とにかく無事に西宮の自宅に帰ってきた。富士は涼しかったなとひとりごちてばかりいる。
木村達哉
追記
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