9月15日。昨日の夜は少し飲み過ぎた。若い頃、と言っても四十代だけれども、遅い時間まで飲んでも大してしんどくはなかった。歳を重ねるとこうなるのやなぁ。遠くを見とる。さすがに二日酔いまではいっていないにしても、体がぼぉっとしとる。肝臓がぎゃーぎゃー言うとる。
【起きている間≒生きている時間】と考えると、「起きている時間にいかにして眠くならないようにするか」はけっこうなテーマだと思っている。若い頃は時間にあぐらをかいて、空いた時間があると平気で寝とったのだが、よく考えてみれば死んだあとは死ぬほど眠れるではないか。生きている間には極力起きておきたい。
ほんまかどうかは知らないが、炭水化物を摂りすぎると眠くなるらしい。言われてみればラーメンと炒飯を食べたあとは仕事にならんぐらい眠くなる。そもそも食べ過ぎると眠くなるのもよく聞く。前日が寝不足だと眠くなるのは当然。したがって、「起きている時間にいかにして眠くならないようにするか」は、炭水化物は必要最小限、食べ過ぎない、夜はさっさと寝る、というのが正解ではないかと思い、実践している(画像に他意はない)。
最近はそこに「飲み過ぎない」が加わった。肝臓が疲れると眠くなるからだ。絶賛脂肪肝なので、健康のためにも飲まないほうがいいに決まっている。酒を飲むと寝入りばなに睡眠がドンと深くなり、そのぶん早く目が覚めてしまう。早いときなど、1時2時に目が覚めて、そのまま朝を迎えることもある。
定年退職のない人生になった。健康ならばいくらでも働ける。なんぼでも本が読める。文章が書ける。人と飲んで楽しい時間を過ごすのは大好きなのだけど、そんな理由もあって酒は控え目。飲んだとて一杯二杯にとどめている。
生きているうちが華じゃないか、酒は飲め飲め!飲むならば!と言われ、これぞまことの黒田武士よろしくいい気になっているとえらい目に遭うかもしれん。いい意味で臆病になって、起きている時間をせいだい楽しむことにしよう。誘ってくれる皆さん、誘うなと言っているわけではないので誤解なきよう。
木村達哉
追記
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