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寝つきが悪い

2025.09.16(火) 10:00

9月16日。寝つきが極めて悪い日々が続いている。布団にばーんと身を投げ出して、しばらくは本を読む。隣で妻も本を読んでいて、それぞれの世界に浸り込んでいる。しかるのちに妻の寝息がすーすーと聞こえてくる。起こさないように、枕元のリモコンで部屋を真っ暗にする。

それ以後、長いときには1時間か2時間かわからんが、とにかく真っ暗な中でうごめく。寝返りをうっては考え事をする。本の企画を考え出すとだいたい良くない。だんだん目が冴えてくる。起きて何か書き物か読書かでもしようかなと思うが、そうすると徹夜する可能性が高い。しょうがないから横になっている。

小学生の頃からこの寝つきである。すぐに寝る弟が二段ベッドの下の段にいる。さっきまで眠かったように思うのやけどなあ、でも今さら電気を点けて本を読むのもなあ。どんどん夜は更けていく。どうしたものかと思っているうちに朝がやってきて、街が白くなってくる。そして、ほとんど徹夜で小学校へ行っていた。

還暦を過ぎても似たようなものである。ただ、小学生時代と違うのは、朝も早くなったという点。寝たのか寝ていないのかわからない頭で妻を起こさないよう気を付けながらベッドから起き出し、寝室の隣の和室で筋トレを始める。場合によってはこっそりと家を出て、ほとんど誰もいない街を歩く。

睡眠と言えば、アルク植元君である。新潟に行ったとき、旅館の同じ部屋に泊まったのだけれど、彼は部屋の電気を消したその瞬間に大いびきをかきだした。誰のことも羨ましいとは思わん性質だが、心底から彼を羨ましく思った。すぐに眠れるのは長所ではないか。

寝る前にスマホを見ると頭が冴えるからやめておいたほうがいいと言われたことがある。が、わしの場合、かなり早い時間に電源を切っているのでそちらは無関係であろう。何かにつけて考える習慣が身についているのはいいことだとは思うけれど、小学生の頃から続く寝つきの悪さは死ぬまで治りそうもない。

木村達哉

追記
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