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インプット、アウトプット

2025.10.02(木) 08:00

10月2日。午前中はクリエイティブな仕事、午後はインプットと決めている。英語や日本語の勉強はインプットにつき、午後にやる。楽器も午後。ゴルフも午後。インプットというと知的な作業だと思われる向きもあろうが、必ずしもそうではない。

観光地へ行くのも、できれば午後。今日は白糸の滝や富士山本宮浅間大社に足を運んだが、こういう場所には必ず立て看板があって、歴史や文化的背景について説明してくれている。必ず読む。加えて、空気がどう流れているのか、風がどちらから吹いているのか、人々の様子はどうか、犬や猫はいるのか、いれば何をしているのかなどについてもじっと観察する。

読んだ本のこれはという箇所を抜き書きして朗読し、暗唱するのも午後。要するに体のなかに取り込む作業は午後なのである。理由は疲れていてもできるからだ。アウトプットは脳が疲れていては機能せず、出来上がったものを後日読むと、レベルの低さに呼吸が苦しくなる。

昨日のポストに書いたとおり、書くべきもの、つまりアウトプットすべきものは脳から溢れるほどある。逆に言えば、インプット量が少ないと、過去のインプットで勝負せざるを得なくなる。あまりにも古いとコレハイカガナモノカという評価しかいただけず、ユーザーと出版社に迷惑をおかけする。今となってはSDGsでさえ古めかしい。

かと言って、最近の話題や単語を使い過ぎるのも考えものだ。例えば、Tech neckという英語がある。スマホの使い過ぎによる首の痛みやストレートネックなどを指す英語である。海外の論文や報道では見かけるが、日本国内で使われる英語教材としては早すぎるように思う。そこの加減が難しい。

昔のインプットだけで作れる文章は楽である。が、そればかりでは英文が古くさくなる。新しい話題や表現を使うと使わざるとに関わらず、新しいインプットは必要なのだ。かくして昼食後はスマホのCNNやBBCなどのアプリを開き、インプットしているうちに寝落ちし、さくらが夕方の散歩やぞとお腹の上に飛び乗って目を覚ます、という日々を送ることになる。

木村達哉

追記
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