10月8日。明日からしばらく旅に出るので、やるべき仕事は(とはいえ出先でも執筆はするのだけれど)済ませておきたい。10月18日(熊本)、19日(福岡)、25日(大阪)で、生徒たちの英語の成績を上げる授業」という内容のセミナーを開催する。帰ってからばたばたしたくない。資料を作成し、アルクに送った。
計画的に勉強をするのが苦手だった生徒時代や学生時代とは違い、人さまからお足を頂くようになったあとはむしろ計画がすべてである。大阪で営業マンをやっていたときに先輩から教わったやり方を踏襲し、今も計画的に仕事をしている。
計画を作るときは意気揚々である。したがって、少し無理かなと思うことであっても、ガンバルゼ!な気持ちで立ててしまう。だから当然のように計画どおりには進まない。計画は狂うということを常に念頭において作成することだ。ここはおそらく無理やろうなと思いながら作成すると、アアダメダマタクルッテシモタという自己嫌悪と闘わずに済む。
本日アルクに送った資料は灘校時代に生徒と保護者に配付していた指導計画(3年間と6年間)および教材名一覧。それと当日には授業形式でセミナーをするのだが、その教材である。英単語、英文法、リーディングとリスニング、和文英訳と自由英作文、それぞれに気合いを込めて作った。
これも以前から「セミナー資料は8日に作るぞ」と決めて手帳に書いていたからできたのであって、もしそうでなかったら生来の野良であるわしのことなので、前日あたりに「すまん!」というメッセージを添えて、アルク植元君か宮崎君に送っていただろう。改めて計画は大事やなと思いながら資料を作った。(セミナー詳細)
執筆計画は?と編集者から言われそうやけれど、創作活動に関してもいちおう(←ここ大事)作っているのやぞ。それが急に打ち合わせしようとかご自宅にうかがいますとか言うから計画どおりにいかんのやぞ。そうでなくても、ついうとうとしてしもた、どうも筆が進まんかった、なんともやる気が出んかったなどということは誰にでもあるやないか。
大事なのは、いちおう(←ここめちゃくちゃ大事)計画を立てるということである。計画どおりに事が進むかどうかは、そりゃ当日になってみんとわからん、というものや。しかし、計画も立てとらんというのではどうしようもないわな。
木村達哉
追記
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