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まる一日をウィーンで

2025.10.14(火) 09:00

10月14日。旅行の最終目的地であるウィーンにいる。音楽の都と呼ばれるぐらいだからあちこちにモーツァルトがいるのだろうと、朝から歩き回っていた。さすがに足がスティックになってしもたので、ウォーキングの好きなわしにしては珍しく、ホテルに戻って休もうと弱音を吐いたぐらい歩き回った。スマホの歩数を見たら3万歩ほどだった。

ケルントナー通りを歩いて歴史地区を歩いたあとは、バスに乗ってシェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク王朝の歴史、ハプスブルク家、マリア・テレジアやエリザベート皇紀(愛称Sisi / Sissi)などの興隆と衰退の歴史を、通訳ガイドさんから学んだ。極めて優れたガイドさんやった。

見学しているだけじゃ、へー!ほー!すげー!で終わりがち。ウィーンには数十年住んでいますという彼女の説明は極めて明快でわかりやすく、これは帰国してから歴史書を繙かないといけないなという気持ちになった。ものすごい知識量ですねと言うと「仕事ですから」としれっとおっしゃる。どこにでもプロがいる。こちらの成長欲を刺激してくださる。

ホットドッグを頬張りながら美術史美術館へ。ああ、どうして海外の美術館はこんなにもすごいんだろう。ルネサンス・バロック絵画の収集が傑出しとるやないか。ブリューゲル、フェルメール、ルーベンス、ステーンなどの作品に圧倒されて、わしも妻も声さえ出なかった。

本当はもっともっと見てまわりたかった。しかし、すでに3万歩も歩いていた。これ以上は動けん。晩飯をレストランで食べるのもメンドクサイ。NORDSEEという名の、魚料理を中心としたレストランというよりファストフード店でパエリアを食べることにした。これが安くて美味かった。二人でひと皿でも大満足だった。ホテルに戻るのは地下鉄を使った。もう歩けん。

チェコからドイツへ、そしてオーストリアへと移動してきた。今日がラストナイトである。若い頃であれば最後の夜を楽しむぞ!てなもんなのだろうけれども、明日のフライトが早い時間であるのと、そもそも日本でも21時にはベッドに入るお利口な人間なので、早々にホテルに戻って休んだ。

木村達哉

追記
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