10月17日。帰国してお疲れのところ、で始まるご連絡を多数賜っているが、さほど疲れていない。今日は聖光学院(神奈川)の高木先生から、年末の大勉強会のHPを作りましたので、とご連絡を賜った。彼は文科省の英語WGのメンバーに選ばれた若手の有望株である。フットワークが映画「Mr. インクレディブル」に登場するダッシュ君なみに軽くて速い。チームキムタツの実質的な事務局長として大活躍である。
子どもらの英語力を向上させるためには、個々の教員が指導力を上げるしかない。指導力の弱い指導者の下についた子どもらは不幸である。本来は面白いはずの外国語学習がつまらなくなってしまう。なんとかと思って作ったボランティア団体がチームキムタツである。2005年に立ち上げ、今年が20周年。
当初は10名ほどだったが、今では4500名ほどの英語の先生方が登録されている。英語の授業力を上げましょうという旗印のもとに、東京・山形・広島・岡山・福岡などで勉強会を開催している。サーバーを借りてメーリングリストで連絡を取り合っているが、なにしろ4500名である。普段はメルマガという形にしている。学校の教員募集などの連絡を流したいときには、わしに連絡を取ってもらうことにしている。
20周年といっても大したことをしてきたわけではなく、メディアに取り上げられているわけでもない。大々的にしなくてもと言ったのだけれど、聖光学院、ラ・サール、久留米大附設などの先生方が首を縦に振らない。では、わしもゲストということにしてくれと申し上げ、彼らが中心となって行われることになった。
12月26日に東京で(定員は300名)、27日は福岡で(同60名)行われる。事務局の先生方も普段の授業について、個々の勉強や研修について語ってくれるらしいので楽しみにしている(詳細と受付はこちら)。なにより年末にたくさんの先生方にお会いできるのは楽しみである。アルクが記念グッズを作ってくれるらしい。
わし、あまり大した人生を送っているわけじゃないが、人には恵まれたな。ほんまにありがたい。
木村達哉
追記
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