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京都・洛星高等学校さんにて

2021.10.02(土) 08:00

まぁなんていいところにある学校なんでしょうとナビを見て独り言ちました。いやぁ、めちゃくちゃいいところ。金閣寺が近い!北野天満宮が近い!竜安寺も近い!仁和寺もえらい近い!どうなっとんねん!と興奮しながら、車を走らせておりました。京都・洛星高校さんを訪問し、生徒たちと保護者の皆さんにお話をさせていただきました。

洛星高校といえば、京都では洛南高校と並んで超進学校ですね。『5ステージ英文法』『まるまる高校英語リスニング』『新ユメタン⓪』『新ユメタン①』をご採用いただいています。使っている生徒たちに、オンラインではなく、対面で授業と講演をさせていただきました。

まずは授業。担当の北風先生からリスニングの授業をと依頼されていましたので、『まるまる高校英語リスニング』を使って、どうすればリスニング力が伸びるかというお話をさせていただきました。僕の説明の詳細はメルマガで書きましたので、ここでは割愛します。

講演ではモチベーション管理の方法についてお話をしました。そもそも理由もないのに努力はできません。たとえば僕は毎日スクワットをしていますが、それはゴルフのスコアを伸ばすためです。あるいは健康を維持するためですね。飛距離を伸ばすために、腕や胸の筋肉を大きくしたいと思い、腕立て伏せも続けています。理由はゴルフ。

では、英語はなんのために努力しているのでしょう。数学はどうでしょう。そういったことを考えるためには、そもそもどう生きたいのかというところに行き着きます。たとえば医師として生きたいというのであれば、論文を(英語で)書くことが求められますので、英語は必須アイテムです。日本史は? 不要ですので、教養レベルで構いませんし、入試での配点もかなり低くなっています。医学部に進むと研究に必要なのは理科ですので、理科は超が付くほど必須です。理科の苦手な人はそもそも医学部に行ったらかなり苦労するはずです。

そういった話をし、どう生きたいのかを考えないとモチベーションは上がらないよという話をしました。また、たかだか東大や京大に合格したぐらいで満足することのないよう、人々が幸せに暮らせるよう、合格後も学んでくださいという話も最後にさせていただきました。

午後からは保護者の皆さんに、生徒たちとの接し方についてお話をさせていただきました。基本的に親には何もできないわけですが、もっとも大切なのは環境作りです。子どもたちがリラックスできる、安定感のある家庭を作ることがなによりも大切です。そのための声かけなどについてもご説明させていただきました。

帰宅したら担当の先生と保護者の代表の方からメールが届いていました。こちらこそありがとうございました。生徒たちの心が動く講演であったなら、そして彼らがこれからもしっかりと学んでくれるなら、今日の講演は成功だったと言えるのではないでしょうか。

木村達哉拝