BLOG / ブログ /

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 塾選び

塾選び

2021.12.20(月) 07:50

塾に通っている子どもたちは多いですよね。成績が悪い子はともかくとして、成績が良くて塾なんか行かなくていいんじゃないかと思われる子まで塾に行っています。塾に行かないと不安だという親もいらっしゃるのでしょうね。でも、それでもっとも大切な読む力を読書で涵養する時間が奪われるのであればあまり良くないことです。塾というのは補完的な位置づけですので、学校の勉強や自習をしたうえで、この部分だけが足りないなと感じたところを補う塾に行くべきでしょう。

なかには、塾に行っているのに成績が上がらないと言う人がいます。が、残念ながら塾に行ったからといって成績が上がるわけではありません。それはどんな有能な人が講師を務めていてもです。灘校の先生方は皆さん極めて有能です(木村を除く)。しかし、生徒たちのほうは成績の良い子もいれば、現役ではどの大学も合格しないという子もいます。どうしてでしょう。

成績を伸ばすためには2つのことが必要です。1つは「知らなかったことを覚える」です。覚えていなかったことを覚えることで知識が増えます。知識が増えれば、徐々にではありますが、考える力が上がってきます。そしてもう1つが「理解していなかったことを理解する」です。たとえば、冠詞の使い方を理解していなかった人が正しく英語の文を書くことなど不可能ですね。だから、冠詞の用法を理解するわけです。これは暗記ではありません。

学校ではこの2つのことを比較的バランスよく行っているはずです。ただ、全員に満足のゆく指導が行われているわけではありません。偏差値45の子に合うように授業が行われている場合、65以上の子にとってはかなり退屈な授業になります。高学年になると高い偏差値に合わせた授業が行われますが、そうすると今度は45の子にとっては理解しがたい授業になります。

したがって、それを補完するために前者は高いレベルの授業を売りにしている塾へ、後者は個人指導をしてくれるような塾へ、それぞれ行くと良い結果に結びつきやすいわけですね。友達が行っているからA塾へ行こうとか、先生が良い人だからB塾に行こうとかいった塾の選び方では数字は上がらないわけです。

沖縄のある保護者から塾についての相談がありましたので、キムタツチャンネルで塾選びについて話しました(こちらです)が、塾選びはカネと時間がかかりますので、それなりに考えて行うことですね。でないと、まさしく「塾に行っているのに上がらない」ということになってしまうはずです。