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勉強は素敵だ

2023.02.15(水) 11:00

18日(土曜日)に沖縄受験ゼミナール校長のトレンさんと英語教育について対談をすることになっている。塾・予備校の代表者が「校長」という肩書きを持っているケースは珍しいんじゃないだろうか。校舎長という言い方は予備校業界でよく耳にするが、トレンさんは校長である。

学校の場合には堂々と「校長」や「学校長」という肩書きを使うが、塾や予備校でそれを使わないのは「うちは学校じゃない」という理由なのだろうから、その点で沖縄受験ゼミナールは学校であるという自負があるのだろう。そこのところは土曜日に伺ってみたい。

英語にしても数学にしても何にしても、誰かから強制されて勉強するようなものではない。私はいまゴルフの勉強を真剣にやっているし、文章を書く勉強も相当真剣にやっているが、誰かからやれと言われたわけではない。仮に「もっとやれ」と言われれば、その人に近寄らないようにするだろうし、もしかしたらゴルフや文章が嫌いになるかもしれない。

学校の小テストがうざい!母親の「勉強しなさい」がだるい!という高校生からメールが届いたので答えたが(こちら)、嫌なら自分でなんとかすればいい。学校をやめるという選択肢もある。自分でなんともしない思考停止を貫くのであれば、我慢するか従うかのどちらかしかない。

ただ、勉強しないキミに誰が生きるためのカネを与えるのかを考えることだ。我々は社会的生物であり、なんらかの勉強をすることで他人に貢献し、それに対する報酬を受け取りながら幸せに暮らしている。勉強と勉強が支え合っているのである。勉強しない人間は社会的貢献度が低くなり、したがって受け取る報酬は低くなる。当然のことだ。

体が不自由な弱者は、社会に貢献しようと思ってもできないケースもあるのだから、そこはみんなで支えながら幸せに生きていってもらえるようにするにしても、そうでないなら勉強してレベルを上げ、社会的貢献をしようとすべきではないかと私は考える。

学ばない大人が増えたと聞く。それは学ばなくても幸せに生きられると判断しているからだろう。そういう判断も悪くはない。が、もしも現状に不満を抱いているなら勉強をし、自分のレベルを上げることだ。どんな勉強をするかはヒトによって異なるが、どんな分野であってもレベルの高い人間の周囲にはヒトが集まる。幸せを与え合う存在になることだ。勉強は素敵だ。

木村達哉拝

追記
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