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天理高校の生徒たちが嬉しいことをやってくれた

2023.03.13(月) 05:00

天理高校の新(アタラシ)先生からMessengerが届いたのが昨年11月。男子寮でフロア対抗のラグビージャージを作るのに、あるフロアが『新ユメタン』をモチーフにしたものを作ろうとしているが、著作権は大丈夫かというものだった。

過去にもいろんな学校でそういうもの(Tシャツとか文化祭の屋台とか)を作っている旨を説明し、もしできることなら1枚売ってほしいとお願いした。

我々奈良県民にとって、甲子園といえば天理か智辯である。テレビから流れてくる校歌を一緒に歌ったものだ。「みぃよ!空高く!かがやくひかぁりぃ!」「天理ぃ青年!進め!わぁれらぁ!」なんて、母校でも勤務先でもないのに歌える校歌は天理と智辯だけである。

ありがたいことに天理でも智辯でも『新ユメタン』をご採用いただいているらしく、生徒たちは僕の著書と闘いながら英語の勉強をしているはずである。球児が甲子園を目指すのも、受験生が志望大学を目指すのも、同じ青春の姿である。前者だけがあるべき姿なのではない。

天理でも智辯でもと書いたが、おそらくそれ以外の奈良県の中学高校でも私の著作を使ってくださっていると思う。しかし、奈良県の球児にとって天理と智辯は特別なのだ。天理の紫、智辯の赤に憧れて、野球を続ける小学生中学生は多い。

で、新先生から届いた天理高校の生徒たちの写真がこれ。

スマホに届いた写真を見て吹き出した。いや、あのさ、ジャージというか、全身やないかお前たち。まさかとは思うが、この格好で天理の商店街を練り歩くなんてことはないやろうな。天理よろづ相談所病院のフロアを走り回るなんてことはせんやろうな。というよりちゃんと英語の勉強はしとるんやろうな。

と、本来であれば直接言いたいところだが、今のところ天理高校から「来い」という依頼はない。この写真を私のFacebookに貼り付けたところ、まさか天理のラグビー部のユニフォームがこれに変わるんじゃないでしょうねというコメントをいただいた。「まさか」とはどういう意味だ?

ま、いずれにせよ、生徒から忌み嫌われるのが英語教材の宿命といえば宿命なのだが、こうして愛される対象になっているのであれば、著者としては幸甚である。彼らには心から感謝したい。みんな、ありがとう。何度も言うてナンやけど、勉強せえよ。

木村達哉

追記
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