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山形からの絵はがき

2024.04.08(月) 07:00

4月8日。この時期は咳が出る。花粉によるものなのか、それとも初期の風邪なのかわからないが、この時期の咳は季節の風物詩とは表現し難いものの、毎年恒例でまことに腹が立つ。そんななか、今日は山形県の先生から絵はがきが届いて幸せな気持ちになった。

誰でも等しく年をくう。和歌山の政治家のように悪代官のような顔になっていく方もいれば、非常に良い年のくい方をされる方もいる。その先生もあと2年で定年退職だそうだ。初めてお会いしたのは10年ほど前だっただろうか。お互い、素敵に年をくいましたかねぇと笑い合いたいものである。

還暦を迎えた私を見て、キムタツも年をくったなと思っている人もおられるだろうが、そういう人も幾ばくかの時間を経て還暦となり、そうこうしている間に体の節々と脳が動かなくなってくる。古希だ喜寿だと言ううちに、友達はひとりずつ居なくなっていく。

医療の発達によって人はなかなか死ななくなったそうだ。検査したときに言われたのが、木村さん、今は毎年しっかり人間ドックを受けていれば死にたくても死ねなくなっているんですという恐ろしい言葉である。死にたくても死ねないのは天国か、それとも。

長生きしてねと人は気安く言うけれども、長生きすると短命の人間よりもカネがかかる。カネより大事なものはあると言うが、その大事なものを手に入れようとするとカネが要る。年金は2か月に一度しか支給されないので、長く生きれば生きるほど、食い扶持を自分で何とかせねばならないのである。

どうやってその食い扶持を稼ぐかは自分で考えねばならない。そこが難しいのである。親が遺した田畑を売り払う人もいれば、再任用で教員を続ける人もいる。政治家のように引退後にコメンテーターになったり1回何十万もの講演をしたりで生き永らえられるほど、こちとら気楽ではいられない。

絵はがきは山形県金山町の早春の風景が描かれていた。行ったことはないが、この季節は非常にのどかで、おそらく気持ちよく散歩できるのだろう。絵はがきをくださった先生の故郷だそうで、「退職したら小さな塾を開いて英語を教えたい」と書かれていた。絵の右上に伸びた桜の木が立派で、ぜひとも実物を拝見したいものである。

絵はがきには「教材はすべてキムタツ先生の本と決めています」と書かれていたので、彼女の小さい塾を訪ねて行くのもいいかもしれない。行くのは、やはり早春である。

木村達哉

追記
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