9月27日。そういえば去年の今頃はアメリカだったなぁと思い出している。私がいま滞在しているのは東南アジアの小国で、アメリカとは雰囲気が全然違うのだけれど、共通しているのが「英語を話す」と「タッチ決済のクレジットカードがないと極めて暮らしにくい」という2つの点だ。どちらも快適に過ごすには極めて大切で必要で不可欠である。
高校生は知らないかもしれないが、こういうイラストの付いたクレジットカードである。このカードがあると一瞬で支払いが終わる。「カードを差し込む→PINを押す→承認される(かどうかわからない)」という手続きが不要で、小さい機械にカードを軽く当てるだけ。電車の改札でもバスの乗降口でもこれを改札機に当てるだけ。誰も紙のチケットを持っていない。タッチ決済のカードが1枚あって本当によかった。
英語に関しては、話す能力も大切だけれど、話すためには聞けなければならない。街中でひとり語りをすることはない。誰かと会話をする際には、相手からの質問なり発言なりを聞くことになる。ホテルのスタッフから毎朝声をかけていただけるのは、Good morning, sir. How’s it going?だが、その後はまったく予期していない質問が飛んでくることもある。聞き取れなければ話せないのである。
スターバックスでは注文時に名前を聞かれた。日本では番号札を渡されるだけだったから、アメリカのスタバで言われたName, pleaseに面食らった。カタカナで書くと「ニームプリーz」だったので、ニーム?なんだそれは…と戸惑うことになった。スペリングを考えて、そうか、準備できたら名前が呼ばれるのかと気づいた。
英語を話せるようになりたいという人は多い。が、まずはリスニングであると海外に行くたびに強く思う。スピーキングとリスニングは同時に行うことが肝要である。ちなみに、昨日から私の動画セミナーが始まっているそうだが、英語指導者対象なので、ぜひご覧いただきたい。英語が話せるようになるための要素になる勉強について語らせてもらった(こちらから申し込み可能)。
木村達哉
追記
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