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英語力維持のために

2021.04.29(木) 04:00

今朝発信したメールマガジンでリスニング力を維持する勉強について書きました。読んでくださった方、ありがとうございます。灘を退職するにあたって、おそらく英語力は落ちるだろうなと思ったんです。退職したり管理職になったりして授業をしなくなると、英語力はかなり落ちると聞いていました。そりゃそうでしょう。普段使わない言語ですからね。若い人たちは将来のために学ぶんでしょうけど、年配の人間は自分の将来を意識しないと勉強しないですから。

私の場合、34歳で灘校に赴任し、そのあとに苦労してリスニング力を身につけたのです。それまではリスニング力の「リ」の字も脳には存在しなかったので、聞き取れずにいました。外国人の先生に話しかけられない努力をしたものです。

現在はそれなりにリスニング力を身につけましたので、あとは維持ししなければなりません。メルマガで書いたのはそういうことです。せっかく体得した英語のリスニング力を衰えさせるのはもったいないですからね。それに、絵本を英語で書きますので、英語力を衰えさせるわけにはいきません。

ちなみにリスニングの勉強については、こちらの動画でも話しています。
リスニングが苦手な人はご覧ください。リスニング教材だけをやるのでは駄目だということがわかっていただけると思います。

特に英語のプロの場合、どれぐらいの語彙を身につけねばならないのかを考える時が来るんです。たとえば、政治記者の場合、政治に関係のある語彙は身につけておいたほうがいいでしょうし、ビジネスマンの場合だと、ビジネスに特化した英単語以外は覚える必要があまりないと思います。なにを覚えるのかというと、自分が関係しているコンテンツ次第なんですよ。

ただ、たとえば英語教員なんかの場合、特にコンテンツというのがないわけですよ。英語で書かれている文章を読むとなると、まさにいま手元にある『Children’s Encyclopedia』や『Science Book』や『Psychology』を開くと無限とも思えるほど知らない語彙があって、こんなものを全部覚えることなど不可能なのです。

そうなると、心理学に関しては読めるようにしようとか、小説でよく出てくる表現を片っ端から覚えてやろうとか、ある程度のテーマを持っておかないといけないことになります。必要もないのにTOEICを受検することもないですしね。それに大学受験程度でいいのなら、大したことないですし。

私の場合、英語で文章を書く必要がありますので、それなりに維持するようにしています。新しい単語集を買ってくるというような勉強法は不必要ですので、メルマガに書いた通り、『新ユメタン③』は定期的にざっと目を通す習慣を身につけながら、いろんな本や雑誌を読み、これはと思った表現を脳に刷り込むようにしています。

木村達哉拝