JOURNAL / キムタツ訪問記 /

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埼玉県立熊谷西高校さんにて

2021.06.10(木) 08:00

コロナ禍ということもあって、オンラインでの講演が続くなか、それでも来てもらえないかとご連絡をいただきました。埼玉県では僕の本をものすごくたくさんの学校で使ってくださっているのですが、熊谷西高校さんでは『Listening & Speaking Training Seminar』(ラーンズ刊)をお使いになっています。下の画像のように、高3生徒たちはホールで直接、そして高1と高2の生徒たちは教室で(つまりオンラインで)話を聞いてくれました。

演題が「なぜ学ぶか、そしていかに学ぶか」でしたので、自分がどうして学校の教員になり、さらにはこの3月で退職して作家になったのか、どういう考えで生きてきたのか、生徒たちにはどういう考え方をして生きてほしいのかをお話ししました。質疑応答が最高に盛り上がりました。楽しかったです。一部をご紹介。

生徒:今まで聞いたすべての講演の中で一番面白かった。どうすればそんなに面白く話ができるようになるんですか。
木村:んー、あまり上手く話そうとか思ってないのよねぇ。むしろ大事なのは…(以下省略)
生徒:これから専業作家として生きていかれるということですが、ぶっちゃけ印税ってどれぐらいもらってるんですか?
木村:さすが、あきら100%が出た学校やな。自分らもっとまともな質問してくれへんかなぁ。まぁええわ、だいたいプロ野球選手ぐらいじゃないかなぁ。
生徒たち:おぉぉぉぉ!
木村:こういう数字のトリックで大人に騙されたらあかんで自分ら。プロ野球選手って年収200万から5億ぐらいまでピンキリなんやから。そもそも夏目漱石先生も太宰治先生も「やった!1冊売れた!お金が入る!」とか思いながら作品を書いたんじゃないと思うよ。僕が死んだあとも、僕の作品は書店さんとか図書館とか皆さんの部屋とかで生き続ける。それを願って書いたり描いたりするねん。
生徒:小説家ではなく、絵本作家からスタートしようと思われたのは何故ですか。
木村:いや、同時進行で文章を書いたり絵を描いたりしているよ。ただ、1つ知っておいてほしいのは、出版業界の実情として…(以下省略)

それ以外にもいくつかの質問が出ました。爆笑に包まれながらの質疑応答でした。生徒たちが自分の人生を考えるきっかけになったのであれば、講師としては嬉しく思います。担当の中澤先生には感謝しています。会えなかった高1と高2の生徒たちに会える機会があればいいなぁと思っています。