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宇宙に行くことは地球を知ること 「宇宙新時代」を生きる

出版社 光文社新書
著者 野口聡一・矢野顕子

日本の宇宙ベンチャーispaceが開発した月面着陸船が、アメリカ・スペースX社のロケットを使って打ち上げられたというニュースが少し前に発表されました。民間でロケット開発をされているといえば、北海道の植松電機さんが思い浮かびますが、ispaceのようなベンチャー企業も頑張ってるんだなぁと今後の取り組みを応援したくなりました。

本書は宇宙飛行士野口聡一さんとミュージシャン矢野顕子さんの対談本です。宇宙大好きで好奇心旺盛な矢野さんが、あれやこれやと野口さんから引き出します。皆さんは「月に行ける」と言われたらいきたいですか?行って何がしたいですか?もし、僕にそんなチャンスが訪れるとしたら、月から地球を見てみたいと思っています。地球からだと、太陽や月が昇りますが、月からだと地球が昇ってくるんです。闇の中から青い地球が昇ってくるというのを想像するだけでわくわくします。