学校訪問記

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TK九州勉強会を開催

2024.03.31(日) 05:55

チームキムタツ九州支部の勉強会が久留米大学の施設であり、私も出かけていった。チームキムタツというと木村を支えるサポーティング組織ではないかと思われる向きもあろうが、さにあらず。指導法を勉強しようという純粋な会であり、4500人ほどの先生方がご登録である。

勉強会は無料。会場費がかかる場合は500円ほど徴収することもあるが、余剰金はすべて寄付している。また、広島支部や関東支部では常に募金箱を設置し、集まった義援金は被災地に届けている。福島や沖縄、熊本や石川など、今まで数百万円を寄付してきた。

無料である理由はひとつ。カネのない先生方でも参加できるようにとの願いである。私が初めて大英博物館とルーブル美術館を訪れたとき、極めて有名な博物館と美術館なのに入場料は無料だった。大英博物館の入口にいた長身のスタッフに聞くと、カネのない若い芸術家でも入場できるようにとの思いで無料にしているとのことであった。

勉強会を立ち上げるときには、自分も無料にしようと思った。それから数年後、10名ほどで立ち上げた勉強会だったが、上記のとおり、今では4500名ほどに膨れ上がった。情報交換をするメーリングリスト用のサーバーは年50万円ほどかかっているが、費用はすべて私が負担している。

その代わりにというとナンだが、先生方にはしっかりと学んでほしい。

今日のチームキムタツ九州支部勉強会は以下のメニューとなった。
第一部:徳永先生(筑紫丘高校)
第二部:白井先生(久留米高専)
第三部:トークセッション
大藪先生(久留米大附設中高)
山口先生(弘学館中高)
木村

ご参加になった約50名の先生方が新年度を迎えるにあたり、いい勉強になったのではないか。懇親会では半数の先生方が参加され、九州でも英語教師塾をという声があがった。幹事の藤木先生と家中先生(いずれも久留米大附設中高)がまた調整をしてくださるだろう。

2005年に立ち上げたチームキムタツだけれども、19年続けることになるとは思わなかった。すでに教員ではない私であるから、これからも続けていいものかどうかはわからないけれども、先生方からの続けてほしいという声がある限り、まだ辞め時ではないのかなと思っている。