BLOG / ブログ /

  1. HOME
  2. ブログ
  3. セリといえば鴨

セリといえば鴨

2025.05.10(土) 08:00

5月10日。たくさんのセリを頂戴した。セリといえば鴨やろうと、西宮の阪神百貨店に急いだ。豚や牛なら近くのスーパーでこと足りるが、鴨となると百貨店である。百貨店というぐらいだから何でもあるはずだ。鴨鍋のスープも必要だろう。

高知で2万歩ほど歩いたので精をつけねばならんと言いながら、否、仮にゴルフをしていなくてもセリといえば鴨なのだけれど、とにかく百貨店の肉屋にスキップするかのように急いだ。我々夫婦を見た人はきっとアレハナンダと呆れたことだろう。

粗衣粗食の不問東西である。沖縄に初めて行って食べたのが吉野家の牛丼という人間であるから、さほどこだわっているわけではない。しかし、それでも組み合わせは大切である。上質の牛肉をいただいたからといって焼きそばを作るのは無粋ではないか。セリの相棒は鴨である。

昨日のポストに小さな幸せを敏感に感じながら生きたいと書いたが、大きい幸せに包まれる夕餉となった。家族で(うち一人は日本語がまだ話せず、鴨鍋もつつけないのだが)あちちと顔をしかめてふーふー言いながら食べる鴨鍋は言葉で言い表せないぐらい美味しく、そして幸せな気持ちになった。

なんかぜいたくだねと妻が言った。いただいた招待券でゴルフをし、いただいたセリで鴨肉を楽しんだ。いただいてばかりではあまりにも申し訳ない。こちらもいろんな方々に喜んでいただけるよう務めねばばちが当たるというものである。来週は静岡、熊本、沖縄を行脚するが、お会いする方々に笑顔になっていただこう。

木村達哉

追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を火木土の週3通無料配信しています。読みたいという方はこちらからご登録ください。英語勉強法について、成績向上のメソッドについて、いろいろと書いています。家庭や学校、会社での会話や、学校や塾の先生方は授業での余談にお使いください。