6月5日。長崎県立佐世保西高校で講演。毎年この時期は佐世保である。そしてこれも毎年、アルク植元君と長崎空港からレンタカーで佐世保駅まで行ってパーキングに停め、駅にある大善というちゃんぽん屋さんで昼食をとる。ここはほんまに美味いな!と今まで何度言ったかわからん。
昼食後はすでにナビを使わずともたどり着ける佐世保西高校に向かう。いつもながら担当の渕上先生はお元気そうだ。到着が早すぎた。先生方と控室でくだらない話をずっとしていたが、顔見知りが多く、お互い気を遣わない。少なくとも私は遣わない。ウェルカムボードが設置されていた。講演後は自宅に送ってくださるとのこと。
佐世保西にしても明日の佐世保北にしても他校にしてもそうなのだが、毎年訪れる学校がある。そういう学校では、今年の生徒は去年と違うなと感じることが多い。学力は毎年さほど変わらない。それでも学年を支配する空気は年によって違うものである。佐世保西の今年の高3生徒たちは非常に明るいと感じた。悪いことではない。
生徒たちには、残り半年をどう過ごしてどう勉強計画を立てるのかという話をした。最初は大笑いしながら漫談ライクな講演を聞いていた生徒たちだが、途中からメモをとる生徒が増えてきた。最後に、人生を俯瞰して今を過ごすことが如何に大切かという話をした。大きく頷いている生徒たちが多かった。
彼ら彼女らが自分の志望する大学を目指して、プロ意識を高く持つことを願う。メルマガに書いたが、プロは当たり前のことを当たり前にこなすものである。口では成績を伸ばしたいと言いながら実際にはスマホをさわってばかりいるようでは、夢などかなうわけがない。講演が生徒たちのハートに突き刺さったのであれば嬉しい。
木村達哉
追記
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