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さくら

2025.06.12(木) 09:00

6月12日。静岡に行って新しい生活の準備をした。そこから沖縄に移動し、借りていた部屋を引き払った。そんなドタバタにさくらを巻き込むことはできない。お世話になっている西宮の動物病院に預けることにした。8日に預け、今日さくらを迎えに行った。彼女に会うのは5日ぶりである。

昨日のポストには書いたが、人間の都合であちこち連れまわすわけにはいかない。たかだか2キロしかないさくらの体には相当な負担がかかることだろう。現に、沖縄に行くと最初の一日から二日はぐったりしている。気温差が大きいのもあるだろう。無理しないようにいつも過ごしてきた。

妻と話をしたのだが、新幹線で静岡に行き、沖縄へ飛行機で飛ぶというのは、そりゃ我々人間でもきついと思うのだから、さくらにはなおさらであろう。そりゃ寂しく思うだろうけれども、そんなものは一時的なもので、健康にはそっちのほうがいいだろうということになったのである。

今日迎えたときのさくらはキュンキュン鳴いていた。「どこへ行ってたんや!」と怒っているようにも見えた。そりゃね、可哀想だなとは思ったよ。でも、ベターな選択だったのではないかな。ペットはペットではあるが、それでもやはり大切な家族であるからな。体を壊しては元も子もない。

犬の年齢表というサイトを見ると、7歳はだいたい44歳だそうだ。9月には8歳になるが、そうすると52歳で、妻よりも年上だということになる。私らにしてもさくらにしても、生きるというのはつまり死に向かって歩いてはいるのだけれど、その時が来るまではできるだけストレスフリーで、できるだけディジーズフリーで過ごしたい。

大切な家族をずっと預けておくというのは心が痛むが、それでも人間の都合で無理させるのに比べればと思う。預けるのは動物病院なので、なにかあったときの対応は一般的なペットショップより安心できる。こういう機会はまたあろうが、さくらには木村家に来てよかったなと思っていてもらいたいものだ。

木村達哉

追記
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