7月16日。新潟県立長岡大手高校にて講演。長岡日帰りはちょっときつかったが、先生方と生徒たちから驚くほど温かい歓待を受けて、心がふんわりと丸くなった。同校では拙著『ユメタン』を使って英語の勉強をしており、多くの生徒たちが大学に進学する。
新潟空港ビルをアルク植元君と出た瞬間に「新潟ってめっちゃ暑いんやな」と思わず声を出した。報道によると、この日は新潟県の三条や長岡が日本最高気温だったらしい。校長先生のご英断で、講演は体育館ではなく、教室からのオンラインとなった。こういう臨機応変は評価したい。一度決めたら意地でもやるのも悪くはないが、それも状況次第である。
講演では、なぜ人は勉強が好きなのか、なのになぜ若い頃は勉強が嫌いなのか、どう学ぶのか、何を学ぶのか、英語はどう学ぶのかについてお話し申し上げた。終了後は上の写真のとおり、長蛇の列ができた。それぞれの『ユメタン』にサインをさせてもらった。中には質問をぶつける生徒たちもいた。
いろんなところで拙著を使ってくれている。子どもたちからすれば、著者が来た!ってなもんで、吾輩みたいな人間にも手を振ってくれる。帰りは校舎の出口で生徒たちが列を作って見送ってくれた。また来てください!毎年来てください!という声、声、声。ありがたいもんやなと植元君に話しかけた。
新潟はこれで二か月連続である。おかげで知り合いも増えてきた。加えて、吾輩の場合、新潟産業大学の客員教授を仰せつかっている。コメと水が美味くて、したがって酒が旨い新潟が日帰りだったのはもったいないが、実は秋にも新潟の学校から講演をしてほしいと依頼を受けているので、その折にはのんびりさせてもらおうかな。
木村達哉
追記
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