9月24日。興南高校(沖縄)で英語の授業。難関大学に入りたいという生徒たち(高1から高3まで)を対象に、特に英語長文と英作文の対処法について説明した。約20名の生徒たちおよび数名の先生方が2時間ほど授業を受けた。
英語長文と英作文とは言っても、解くためには単語・熟語・文法の知識が必須である。それらが身についていなければ読むに読めず、書くに書けん。なかにはまだ語彙と文法が身についていないという生徒たちもいるだろうと思い、どうすれば覚えたものを忘れにくいか、どうすれば英作文で文法ミスをしないかについても話をした。
読む際にも書く際にも、数を読んだり書いたりして体得しなければならないので「気楽なコツ」、「簡単なコツ」は存在しない。が、然るべき「コツ」を知っておかないと、量をこなして上がるのをひたすら待つというのも効率が悪すぎる。生徒たちには、気軽なコツはないよと言いながら、覚えておくべきことについては説明申し上げた。
終了後はいつものお店でゆんたく。校長先生、教頭先生、英語科の先生方が中心となり、アアデモナイコウデモナイと教育談義を交わし合った。こういうのは楽しいもんやな。特に知っている人間ばかりなので、軽口を叩き合いながら、大笑いしながら、それでも未来の興南について話し合う有意義な時間となった。
興南、来年からスーパーフロンティアとスーパー特進の2コースが新たに設置される。スーパーフロンティアは新中学1年生だが、なんと諸見里校長が担任である。気合いの入り方が違いますねと言うと、ぐっと顔の中心に力を込めて、木村先生にもぜひご協力賜りたいですと仰っていた。興南とのお付き合いは続きそうだ。
毎年7月と8月に沖縄に行かないのは蒸し暑くて超がつくほど不快なのと飛行機代が恐ろしく高いからだけれど、6月以来の沖縄は素晴らしく快適だった。教頭の玉城先生には特にお世話になった。次はいつかな。このブログを読んでいるであろう興南の先生を少し急かしてやろう。のんびりしていると予定が埋まっちゃうよー。
木村達哉
追記
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