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県立秋田南高等学校にて講演

2025.11.07(金) 09:00

11月7日。秋田にいる。県立秋田南高校で2年連続の講演だったのである(昨日)。ホテルに帰ったのが夜中で、しかも酒が入っていたのでとうてい日記を書く元気が、否、元気はあったのだが文章を書く体力がなく、ざぶんと風呂に飛び込んでベッドに体を横たえた。

秋田南高校は秋田高校と並ぶ同県の進学校である。拙著をご採用くださったり、あるいは東大向けの拙著を書店で買ってこいと生徒たちに指示されたりしている。講演では今の日本の状況と英語を勉強する意義とはリンクしているということ、そして英語を話したり聞いたりできるための英語勉強法についてお話し申し上げた。

講演が終了して進路指導室に戻ると生徒たちが次々とやってきた。気がついたら長蛇の列になっていた。ひとりずつ『ユメタン』『ユメリス』『東大英語リスニング』『東大英語リスニングBASIC』などにサインしてくださいと差し出す。各自が質問を投げてくる。英語の質問だけでなく、将来のこと、文理分けのこと、性格のこと。最後のひとりにサインをし終えたときには、講演が終わってから2時間ほどが過ぎていた。

東京大学や東北大学に進みたい子たちばかりではない。地元に残って仕事をしたいが、という子たちもいた。いずれにしても、自分の未来は自分で決め、切り開いていかないといかん。何に向いているのかわからんという子には、キミ自身にわからんものが他人にわかるわけないやないかと言った。

それも含めての高校生活である。学校と自宅の往復だけではなく、できることなら日本のいたるところを、経済的に可能ならば海外のあちこちを、見てまわってほしい。そういう行動を通じて、だんだんやりたいことが見えてくるというものである。ルーティンだけでは夢は見つかり難い。

秋田南高校の先生方との懇親会も愉快で笑ってばかりいた。今年も大変お世話になりました。来年も呼ぶから、と進路部の先生がおっしゃった。雪とクマのないときに頼みますと言って、お互い笑顔で別れた。いい日になった。

木村達哉

追記
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