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毎日書く、毎日読む

2025.11.08(土) 08:00

11月8日。毎日必ず文章を書いている。ブログやフェイスブックに書く。メルマガに書く。そして著作のために書く。著作と言っても英語の教材と日本語の小説とでは書き方が大違い。あちらは英語、こちらは小説、次はメルマガ、と、脳のスイッチをぱちぱち切り替えながら書いている。

今日は車で5時間ほど移動したので、執筆の時間が短くなった。にしても、こうして書いている。疲れたからと言って寝ていられるほど優雅な作家ライフではない。61歳ですと言うとまだまだ若いなと言われるが、それはその方の感想であって、自分としては長いかどうかわからない残り時間にあぐらをかくつもりはない。

また、書くためにはインプットが必要である。英語の教材なんかでも2010年の大学入試と今年のそれとは大きく異なる。昔の教材の英語が古く感じるのは当然である。当時にはなかった単語が使われていたり、当時あった表現がすでになくなっていたりする。昔の勉強に頼って執筆するとつまらない文章になる。

ところで、ラ・サールの丸山先生と一緒に英語の本を執筆している。文章と設問は当方が、解説は丸山君がといった具合で、いいリズムで書き進めている。書き起こした文章を丸山君が褒めてくれることもあるし、丸山君の解説をスバラシイと返すこともある。褒め合いながら進めているのである。

おそらく来年の夏までには出せるのではないかと思うが、それも含めて未定である。出版社についてはようやくなんとか決まったので安心しているところ。すでに80%ほど書きあがっているので、年内には決着をつけたい。

ときに酔狂な方から自分も本を出したいというご連絡を賜ることがある。こんな割に合わない仕事、やめておいたほうがいいですよといつも申し上げるが、強いてアドバイスをするなら、この程度は、つまり年に364日ぐらいは書くことである。出す出さないに関わらず、書きたい本を書くことだ。書き始めれば200頁、だいたい8万字を書くのはかなりきついことがわかるだろう。

木村達哉

追記
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