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英語嫌いを減らしたい

2025.11.09(日) 09:00

11月9日。15日(土曜日)に静岡でアルク主催のセミナーが開催される。英語指導者対象で、KID’S ENGLISHの金谷先生が第1部、私が第2部の登壇である。演題が「小中高の接続を見据えた英語指導」となっている。

今日はうんうん唸りながら資料を作った。中高の接続については各地でお話し申し上げているが、小学校からとなると小学校英語について知らねばならない。幸いにして金谷先生はご自身の塾で小学生を多数教えておられる。

彼女と連携をとりながら、実情を伺いながら、英語が話せる子どもを育成し、と同時に、東大でも京大でも合格できる英語指導はどうあるべきかを考えた。灘校教員時代の教え子らが英語をすらすらと話す授業動画を視ながら資料を作成した。

資料を作りながら、ふと考えていた。もしも自分が生徒サイドだとすれば、えらいこっちゃなと。なにしろ小学生時代と中学に入ってからでは、英語の指導方針が異なるのである。先生の言っていることが真逆になるかもしれん。片や「話せるようにしましょう」と言い、片や「受験では」と言うかもしれん。

高校に入るとさらに大変で、教員によっては「話すための外国語指導」を一切無視して指導するようなのもいる。そうなると教育者というよりもむしろ受験屋で、子どもたちは食べたくもない英語を口に突っ込まれ、金輪際勉強などしたくないと思うかもしれない。

勉強は本来もっと楽しいものである。自分の成長を感じながら、読書を中心としながら、もっと知りたい!もっと学びたい!と思ってやるのが勉強である。英語なんか嫌いだと吐き捨てる子どもたちを減らせればいいなと思いながら、15日の静岡セミナー(詳細はこちら)の資料を担当者に送信した。

木村達哉

追記
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