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国境なき医師団から届いたレターに思う

2025.11.24(月) 10:00

11月24日。「国境なき医師団」からレターが届いた。実は先月から毎月2,000円の寄付をし始めたのだが、こういうのを律儀に送ってくださるようである。貴方様からいただきました毎月2,000円のおかげで……などと書かれてある。この程度で申し訳ありません、と頭を下げる。

寄付やNPO活動をするようになって、もう20年以上が過ぎた。若い頃に6,000万円の借金を背負ったが、その頃の自分には考えられない未来になった。チームキムタツの活動がすべての始まりである。福岡、広島、山形、岡山、沖縄、そして東京。毎年勉強会を無料で開催している。アルクや三省堂の主催ではない。参加者も私も交通費や宿泊費やはすべて自腹である。学びたい人には学ぶ機会を提供しますというのがチームキムタツである。

NPO学びのネットワークの活動を沖縄と福島で始めてからは10年以上経つ。中学生や高校生に英語と国語と数学の勉強法を無料で教えます、というものである。沖縄では興南高校の視聴覚教室をお借りして開催している。手弁当でご参加くださる先生方にはいつも申し訳ないなと思っているが、沖縄だけでなく東京や鹿児島からボランティア活動に手を貸してくださる。

国境なき医師団は三省堂セミナーがきっかけである。開始時間まで間があるのでコーヒーでもと歩いていたら、博多駅前で声をかけられた。いったんは通り過ぎたのだけれど、同団体には灘校で講演をしていただいたこともあり、振り返った。係りの若い男性と目が合った。お願いします!と頭をおさげになった。

であればとポケットに手を入れて1,000円札をとり出したら、できることなら毎月お願いしたいとおっしゃる。クレジットカードで自動的に引き落としになるタイプのものがあるというので、それを選んだ。不安定な仕事をしている身分につき月々2,000円で申し訳ないのだがと申し上げると、男性は本当に嬉しそうな笑顔を浮かべて頭をもう一度おさげになった。

寄付にしてもボランティア活動にしても、いつまで続けられるのかなと思う。チームキムタツは灘校を退職するタイミングでやめるべきかなと考えたが、継続を望む声が圧倒的に多くて今もなお続けている。最近は教員不足の折、チームキムタツのMLに教員募集の案内を流す先生方が増えた。役に立っているなら、財布に余裕があるうちは続けるかなと思っている。

NPOや国境なき医師団については死ぬまでかなとは思っている。拙著がどの程度売れるのか売れないのかにかかってはいるが、出版社から執筆の依頼があるうちはと考えている。医師団から届いたレターを読んだ後はパソコンを立ち上げ、新刊のWORDファイルを開いてさっそく執筆を始めた。

木村達哉

追記
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