HUB沖縄というネットサイトで連載をさせていただいています。月２回の更新です。12月前半分のコラムがアップされたと連絡をいただきました。よかったらお読みください。勉強の理由がわからないとか、勉強が嫌いだとかいう子どもたち全員に読んでほしくて書きました。コラムはこちらです。

記事の中にも書きましたが、講演などで「勉強が嫌いな人は手を挙げて！」と言うと、多くの生徒たちが高々と手を挙げます。勉強って何なのか、どうしてするのかを説明させてもらったあとにもう一度聞くと、今度は手を挙げなくなります。

勉強って楽しいはずなんです。だって自分の力を伸ばすための活動を一般的には勉強と呼ぶのですから。昨日までできなかったことができるようになるのですから、わくわくするに決まっています。昨日までうまく作れなかった焼きそばが、今日はものすごくうまく作れたんだす。めちゃくちゃ嬉しいはずです。昨日までうまく弾けなかったピアノが、今日はどういうわけかうまく弾けた！昨日までうまく聞き取れなかった英語が、今日は少し聞けるようになっている！これらはすべて勉強の結果です。嬉しくない人がいたらお会いしたいものです。

プロセスは我慢の連続です。もう焼きそば作るのやめようかな、もうピアノなんかやめちゃおうかな、そんなことばかり考えるものです。でも頑張って続けた結果、ものすごく笑顔になれるんです。それだけじゃないですよね。これもHUB沖縄の記事に書いたことですが、焼きそばを誰かに作ってあげたくなりますし、誰かに弾いてあげたくなります。その人の笑顔のために学んだのです。

人は笑顔のために学ぶのです。HUB沖縄のコラムを、子どもたちに。

木村達哉拝