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RUNNING AWAY FROM WHAT I HAVE TO DO

2022.01.25(火) 10:00

「ねばならない」が詰まった一日って嫌じゃないですか。そういう生き方はもうやめよう、我慢するのはやめようと思って退職したら、今度は自分で自分の管理をしないと一日がだらだらしてしまうので、結局は「ねばならない」を増やすことになるんです。ウォーキングを毎日しよう!と思って始めたのに、ウォーキングをしなければならないに変わるんです。腹筋もパターの練習も全て同じ。

これじゃあ駄目だと感じて、やっぱり自由に生きようと思うと、今度は「自由に生きねばならない」が頭をもたげてくるわけで、そうするとそれって自由とちゃいますやんというツッコミを自分で入れることになります。生きるのって難しいですね。

組織のために働き、それと引き換えにサラリーをもらっていたときには「ねばならない」に圧し潰されそうだったのに、今度は「自由に生きよう」を意識し始めると、またぞろ「ねばならない」に潰されそうになっているのはナンセンスだなぁと思います。そこの調整というかバランスというかに慣れるのにはもう少し時間がかかりそうな気がしています。他の自由業の方々と話をする機会があればいいのですが。

人間は自由であるべきです。地球が生まれて46億年、人類が生まれたのが500万年前と言われます。それを考えると僕たちの80年から100年の寿命なんて一瞬ですね。一瞬なんだから自分の思うとおりに生きるべきですし、他人の価値観や意見に潰されるなんてまっぴらごめんです。あくまでも僕が中心です。自由に生きます。あちこち移動して疲れませんかと言われますが、僕の価値観の中では他の人たちの役に立ちたいという考えが非常に強いので、今のような生き方をしているのです。

これからどうやって生きてやろうかなぁとよく考えます。教育の畑で生きていくのはこれからも変わらないのですが、一本しか枝がないのではつまらないですからね。絵本を出しますし、昨年オリジン・コーポレーションという芸能事務所にも入ったことですし、どんどん枝を増やしていこうと思います。考えすぎて訳がわからなくなることもありますが、少なくとも死ぬときにはいろいろやったなぁ、これで文句を言うたら怒られるなぁと思えるような人生にしようと思っています。皆さんはどう生きますか。また飲んだときにでも聞かせてください。

木村達哉拝