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球春

2022.02.01(火) 07:50

今日からプロ野球の春季キャンプですね。セ・リーグは中日かヤクルト、パ・リーグはオリックスかソフトバンクじゃないかと僕は思っていますがどうでしょうね。今月19日から沖縄に戻りますので、行けるようならキャンプ地に行こうと思っています。また、昨日になって阪神の矢野監督が辞意を発表しました。一般的には悪影響しかないでしょうが、どう出るでしょう。

高校野球のような短期決戦であれば別なんですよ。この大会で監督が終わり!というような場合です。その場合にはなんとか監督を胴上げしたくて頑張るんです。ところが1年となると、いろんなことがありますからね。負けが続いたり打撃不振な選手を起用したりすると、今年で辞めるからテキトーなことをしているなんて、そりゃ阪神ファンじゃなくても言うことになるでしょうね。

監督が退路を断った!というスポーツ紙の報道がありますが、言葉の使い方を完全に間違えています。矢野さんの場合は退路を作ったのであって、断ったわけではありません。退路を断つというのは、もう後には引けない、後戻りできないという自分を追い込む状況なのであって、矢野さんのように優勝しても辞めるという場合には使えません。

選手たちは矢野監督に気に入られなくてもまったく問題ないわけで、その点では気楽でしょうけどね。解雇される可能性のある二軍の選手を除けば、そこそこの成績を出していればいいのです。もしも必死にプレーをし、結果的に怪我をしてしまうようなことでは来シーズンに響きます。無理をする必要がないというのは、スポーツでも勉強でもあまり伸びないパターンだと思うんですよね。ある程度は自分を追い込まないといけませんから。

僕がタイガースファンなら矢野監督に甲子園で野次を飛ばすところですが(コロナにつき、それさえもできない)、実際のところ、タイガースファンはどう思っていらっしゃるんでしょう。せっかくの球春なのに、水を差されてしまったなぁという思いの方も多いのではないでしょうか。

最後に動画を更新しています。うちの子ども、まったく本を読まないんです!という親御さんからのメールが多いので、動画で答えさせていただきました。僕の知り合いのお子さんはこの方法でかなりの読書好き、本の虫に変貌を遂げました。こちらです。参考にしていただければ幸いです。

木村達哉拝