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SRJとLeptonの共催セミナーにて

2022.04.19(火) 10:00

SRJと言えば速読速聴の教材で有名です。Leptonは北海道から沖縄まで英語教室を展開しておられます。そのSRJとLeptonの共催セミナーが開催されまして、1時間ほどしゃべらせていただきました。対象は塾や英語スクールの経営者や講師の方々でしたので、そのつもりで、つまり生徒たちは週に1回しかその塾やスクールには来ないという前提で話をしました。

ぶっちゃけ週1回では成績は上がりません。塾に週3回行っている子でも、それが英数国が1回ずつというようなのでは上がりません。上がったらびっくりします。学校で週5回も6回も授業を受け、それに1回加わったからといって爆発的に成績が上がったらびびりますわな。

学校と塾がぜんぜん違うことをやっている場合、ダブルスクールになります。大学生が同時に司法試験の専門学校に通うようなものです。小学校時代は、学校で中学受験のことをやらないから塾に行っていたというケースが多いと思うのですが、中学校や高校でそれなりの指導をしてもらっているのに塾にも行くということになると、一般的には生徒は疲弊します。

ですから、指導する側は生徒たちは疲弊するぞということを考えて指導メニューを作らねばなりません。甘やかすと伸びません。が、疲弊し過ぎると潰れます。そこの匙加減というのでしょうか、それが大事なんですね。

それに授業を受けるだけでは数字は上がりません。家に帰って復習と自習をするから数字は上がりますねん。なので、週1回の塾で英語なり数学なりがバリバリに上がることはありません。上がるとすれば、しっかりとした宿題なり試験なりのシラバスが構築されているケースです。これだと塾に通っていない日でも生徒たちは勉強しないとあきませんからね。

今日のセミナーでもそういう話をしました。ついでに、もっとも基本的な英語の指導法についても話をさせていただきました。200人以上の方々がご参加くださいました。ありがたいことです。ついでに、SRJの方々にはお昼ご飯をごちそうになりました。堀川社長にはお世話になっています。ご飯をおごってもらったから言うわけやありませんけど、SRJの教材はなかなか悪くないと思っています。が、それにしてもしっかりと復習して自習することが大切なのです。

木村達哉拝