今日は4月29日ですね。昭和の日…なんだそうですが、いまだに「4月29日？あぁ、天皇誕生日でしょ」と考える昭和生まれも少なくはないはずです。憲法記念日やら子どもの日やらと近いものですから休みが続きます。ゴールデンウィークが始まる日として天皇の誕生日を文字通り「よくこの日に生まれてくださった！」と感謝したものです。

感謝の方向性が間違ってる？　いやまぁ、そうかもしれないけど、子どもですからね。そりゃそういうもんです。この日が誕生日じゃなかったら授業があるのです。授業がない！それだけで嬉しくて、感謝のひとつもしようかってなもんです。

昭和天皇がお亡くなりになり、天皇誕生日は明仁上皇の誕生日（12月）に移動になりました。そして29日は「みどりの日」という、なんだかよくわからない名前の日に変わりました。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」と祝日法にあります。

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」なんだから、やっぱゴルフしないといけないよなぁと考え、酒井社長や駒井君に声をかけてラウンドをしてきました。ゴルフをしながら自然に感謝しておりました。この日を晴天にしてくれて、本当にありがとう、と。

ところが、2005年の祝日法改正で「みどりの日」が「昭和の日」に改められました。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と祝日法にあります。そしてその「みどりの日」は廃止されず、5月4日に収まりました。この日になっても新録が美しい季節であり、自然に感謝するという点では、それほど違和感がありません。

以前は5月4日は祝日じゃなかったので、歯抜けで出社したり登校したりして評判が悪かったのですが、国（官僚）も国民の休みを増やしてやろうじゃないか、ついでに自分たちもゆっくり休ませてもらおうじゃないかと考えたのかどうかは知りませんが、ゴールデンウイークが以前より充実したものになったというお話でございました。皆さん、良いゴールデンウイークをお過ごしください。

木村達哉拝