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心配性につき

2022.05.07(土) 06:00

今日はさくらの体調があまりよくなくて、一緒に家にいました。体調が悪いといっても、特にどこが悪いというわけではないのです。ずっと草を食べて、夜寝ているときも僕を起こします。ごめんやけど、ちょっと体調が良くないねん。外に連れてってくれへんかなぁ、と。前足で僕の頭をカリカリ引っ搔いて起こすんです。

メンタルなんです。

昨日はゴルフやったんですよ。で、朝から午後4時ぐらいまで留守番をしてもらったんです。そういうことはよくあると思うんですけどね。おそらくですが、さくらは「ちゃんと帰ってくるんかなぁ」とか「このままひとりで暮らすことになったら生きていけるんかなぁ」とか「働かないといけないことになったら誰か雇ってくれるかなぁ」とか、考えたんじゃないでしょうか。そうしているうちに、ご飯を食べる気力も水を飲む気力もなくなってしまうんです。

以前も書きましたが、木村達哉事務所の所訓に「犬を大切にする」というのがあります。したがって、スタッフはさくらを大切にしてくれます。いろんな方々が事務所を訪れますが、どの方もさくらを抱いて可愛がってくれます。だからね、多少お留守番があったからって、不安になることなどないのです。

が、留守番の時間がちょっと長くなると、体調が悪くなるんです。やれやれ。

おかげで今日の僕はもう開店休業状態でした。なにしろ夜に何度も起こされ、そのたびにさくらを抱いて庭に出て、彼女がうろうろしている間、本を読んだりパターの練習をしたりしないといけないのですから。2時間ほどしかまとまった睡眠時間をとっていないように思われます。ペットといっても家族ですからね。それにさくらは喋ることができないのです。こちらが慮ってあげないといけません。

年に何度かこういう日があります。さくら、あんた心配しなくてもいいねんて。安心してゴルフに行かせてくれよ。こんなことやから僕はスコアがいつまで経っても90台から動かないんやわ…とひとりごちながら、さくらのお腹をマッサージしながら、執筆もなにもできなかった一日を振り返ってため息をついております。

木村達哉拝