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延岡学園 尚学館中学校高等部さんにて

2022.06.04(土) 07:50

友が丘中学校から車を飛ばして大阪国際空港(伊丹空港)へ。そして宮崎行きのフライトにぎりぎり滑り込みセーフで乗り込みました。宮崎空港から特急列車に揺られて約1時間半すると、目的地の延岡に着きました。それが昨日。

延岡学園の中高一貫コースである尚学館中学校の高等部の生徒たち(と保護者)に向けて講演をさせていただきました。『ユメリス』や『新ユメタン』を使っている生徒たちが対象だったので英語の話をするのかと思っていたら、大学入試に向けての話をということでしたので、そもそも大学には何をしに行くのか、学びってのは何なのかという話をさせていただきました。

講演ではいつも申し上げることなのですが、今の自分がうまくいっているなと思うのであれば、ある意味僕の話を聞かなくてもいいと思うんですね。一方で、なかなか思うとおりに勉強が進まないなとか、そもそものモチベーションがどうよという生徒の場合、藁にもすがる思いでいろんな人のアドバイスを聞いたほうがいいはずです。そういう人に向けてお話をさせていただきました。

生徒たちはみな極めて素朴で純粋で、そして前向きでした。僕の話に大笑いしながら、頷きながら、なかにはメモを取りながら、一生懸命に聞いていてくれました。その証拠に終わってからの質疑応答では、時間をかなりオーバーするぐらいに質問が飛び交いました。英語の成績を上げるための質問が多かったのですが、応じきれなかったものについてはキムタツチャンネルで答えますね。

健康状態で悩んでいる人たちがいます。自宅に戻れなくて苦しんでいる人たちが東北にいます。基地問題とか貧困問題に喘いでいる人たちが沖縄にいます。いろんな人たちが世界中で悩み苦しんでいます。大学に進み、そういった方々の問題を解決するための研究を進めてもらえればと願っています。単なる就職の足掛かりとしての大学ではなくてね。

僕の話を聞いた尚学館中学校高等部の生徒たちが、多くの方々のために貢献できる人材に育ってやるぞと心新たにして努力を再始動させてくれるのであれば、今日の講演は成功だったと言えるのではないでしょうか。お世話になった先生方にはお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

木村達哉拝