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悩みが生じたときに

2022.07.05(火) 10:00

いろんな方々からご連絡をいただきます。講演をお願いします、セミナーをお願いします、こういう場合はどうやって指導すればいいでしょう、こういう場合はどうやって勉強すればいいでしょうなどなど。僕は神様ではないのでなんでもできるわけではありません。講演やセミナーについては、年齢的に無理のないように引き受けています。

質問については、その方の状況が100%わかっているわけではありませんので、僕の状況ならこうするという形でお答えすることにしています。ただ、それが上手くいくかどうかはわからないですからね。たとえば最近届いたメールには、来年から教員になることが決まったが、もっとも大切な要素は何かという質問が届きました。皆さんならなんと答えますか。僕はこう答えました

また、やる気を出さねばならないのはわかっているのにやる気が出ない場合、キムタツさんはどうしますかという質問はよくいただきます。こちらで答えてありますが、僕だってそういうことが多々あります。でも、そういうのは気持ちの持ち方次第でなんとでもなります。僕の場合はこうしますという前提でお答えすることにしています。

悩みって3種類あるように思うんですね。この悩みっていう言葉を「ピンチ」と置き換えてもいいと思うんですけど。1つは「努力でなんとでもできるもの」、1つは「気持ち次第で処理できるもの」、もう1つは「他人の力を借りねば解決できないもの」です。悩みが生じると、その3つに僕は分類することにしています。

たとえば、「英語の成績が悪い」という悩みを持っている場合、それって教師が悪いわけでも学校が悪いわけでもないですよね。自分がサボったのです。自分が努力すればその悩みは解決できます。カネがないという悩みは、自分が勉強してレベルアップすれば解決できますので、その点では「努力でなんとでもできる」のですが、当面のカネが不足している場合には「他人の力を借りねば」ということになるんでしょうね。

「死にたくないが、絶対に死ぬ」という悩みに関しては、避けられないのですから考えてもしょうがありません。意識を変えて、この生を充実したものにしようと切り替えざるを得ません。

自分の悩みがどういう種類のものなのかを考えて、努力ではどうしようもないのであれば、意識を変えるか他人に頼るかを選択することになるのです。考えてもしょうがないことについては考えを切り替えるしかありません。そこの意識を持てれば、もしかしたら自分の悩みって実はそれほど深刻なものでもないのかもしれないなぁ・・・って思えることもあるのではないでしょうか。

木村達哉拝