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高知高等学校さんにて、2日目

2022.09.10(土) 12:00

今日も高知高校に朝から夕方までずっと居座っておりました。心地いい空間で(というかずっと校長室にいたのもあるが)いろんな先生方といろんな話をしました。

特に少子化について。私学は学校も大学も(言うまでもないけど塾や予備校も)これから生徒たちがいなくなって経営難になります。灘校だって厳しい闘いが待っています。高知高校も、おそらく。

生徒が突然来なくなって慌てても、時すでに遅し。いなくなる前に「公立よりこっちの学校のほうがいい」と思わせる学校にしなければなりません。でないと、倒産します。

これまでは「甲子園に出ました」とか、部活動のアピールだけでもそれなりには生き残っていけました。が、部活動で活躍する人などは一部ですからね。それに社会的に言えば、部活動を頑張ってきた生徒より勉強して高いスキルを身につけた生徒が求められます。

高知高校の生徒たち(今回は高1生徒たち)は、2日間に亘って僕の話を聞いたわけですが、部活動はがんばるにしても、それにプラスしてどういう勉強をしていくのかを考えてくれればいいなと思っています。

英語を勉強してビジネスをするのか、スポーツを勉強して大リーガーを目指すのか、音楽を勉強して音楽家を目指すのか、はたまた別の勉強をするのかは自分で決めることです。

その勉強をすることで、他人を笑顔にできますし、自分のレベルアップを図ることができて経済的自由を手にすることができます。中途半端な勉強では誰も幸せにはできず、単に給料をもらいながら、ため息をつきながら、生きることになるかもしれません。

何の勉強をするのかを考えることは、つまり、人生を考えることです。

2日間、高知高校さんにお世話になりました。とても楽しい時間を過ごすことができて、心から感謝していますし、僕自身も「今のままじゃまったくあかんな」と思うきっかけとなりました。来年以降も呼んでいただければいいなと思っています。

木村達哉拝