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自由が一番なり

2023.04.24(月) 09:00

高島が芦屋市長選に勝利し、5月から市長になることが決まった。喜びというより驚きのほうが強かったことはすでに書いたが、それよりなによりメディアがこのブログを見て、私に連絡をしてきたことにもっと驚いた。

今まですべてのテレビ番組はお断り申し上げてきた。といってもそれほど有名人ではないので数は少ないのだけれども「情熱大陸」や「クイズ〇〇王」といった番組のディレクター氏からの丁重な依頼をいただき、そのたびに申し訳ないけれどもと頭を下げ続けた。

これまでクソみたいな人生を生きてきた私がエラそうにテレビに出るのもどうかと思ったのがひとつ。加えて、見た目には1ミリの自信もない。ましてや上記のような番組では知性を問われそうな気がしないか。以上の理由で、今までテレビという媒体からのオファーはすべてお断り申し上げてきたのである。自分のYouTube番組などは多い動画でも1000人程度しかご覧になっていないので炎上しようが何であろうが好き勝手に喋ることができるのだが、テレビとなると視聴者数は段違いである。

が、今回の場合、先般のブログで高島崚輔を推薦申し上げた負い目と責任もあり、毎日放送、NHK、読売テレビ、フジテレビからの依頼にお応えして、新市長に迷惑がかからない程度の当たり障りのないコメントをのべさせてもらった。

ちなみに報道からの質問にはボケまくったのだが、見事にカットされていたことを書いておこう。
報道「どんな高校生でしたか?」
木村「え?僕がですか?」
報道「あ、いや、あのぉ」

ご覧になった方々からの「見ました」が止まらない。誰だ、テレビはオワコンなんて言った奴は。昨日からLINEやMessengerなどにご連絡をいただくたびに、私の赤いiPhoneがぶるぶると震える。もう電源を切っておいてやろうと思って、今日の午後は切ったうえで鞄に入れておいた。

私は自由に生きるために灘校を退職する道を選んだ。せっかく生まれてきたのだから、他人に気を遣いながら生きるのはまっぴらごめんである。なのに、テレビ番組などに出てばかりいると、きっと不自由極まりない生活を送ることになるのだろう。

したがって、また今日からはテレビ出演からは疎遠の生活を送る。他のメディアからのオファーもいくつか届いてはいるが、すべてお断り申し上げている。高島もここからは当選の喜びに浸るのではなく、5月以降のことを考えて努力するのだろう。私も彼の応援をしてばかりいられない。物書きとして、作品創りを再開することとしよう。

木村達哉

追記
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