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教師も人生を楽しまねば

2023.05.24(水) 06:00

今日は一カ月ぶりのゴルフ。先日、Facebookに書いた私のコメントにたくさんの「いいね」をいただいたが、授業や講演よりもゴルフや読書のほうが重要なファクターである。仕事はそりゃ全力で取り組むのだけれど、たとえば授業や部活動の指導は子どもたち(他人)のためにやっているのである。一方、ゴルフや読書は自分のためにやっている。前者は仕事、後者は人生である。

自分のためにやっているものを大切にしなければ、生きているとは言えない。そう書くと、中にはケシカランとご立腹の保護者もいらっしゃるだろうけれども、自分の人生を大切にしないような人間は、仕事を大切にすると言ったってろくな仕事もできないように思える。

医者にしたって教師にしたって患者や生徒のために力を尽くすのは当然のことだ。手抜きをしてもいいと言っているのではない。あくまでもプロとしては仕事は重視する。しかし、仕事に熱心に取り組むあまり、自分が大切にしなければならない家族であるとか趣味であるとかが犠牲になるのは絶対に違う。

その点で、教員不足や医師不足の原因を考えるに、二度とない有限時間である人生を仕事に打ち込まねばならない恐怖心があるのではないだろうか。教員も医師も(言うまでもなく警察だって消防だって自衛隊だって)やりがいはある。直接的に他人の幸せに直接貢献する仕事なのだから。

しかし、他人に貢献しながら、自分も(あるいは自分の周囲も)幸せでなければ意味がない。その点で、文科省が教師のやりがいを想起させるようなイベントやらサイトやらを広めようとしているけれども、教員不足の原因をあまり分析しておられないのではないかと言わざるを得ない。

先生方が休みの日に自分の子どもたちと笑顔でキャンプに出掛けているとか、長期休暇の折には部活動の引率を気にせずに自分の家族と旅行に出かけているとか、そういったことを前面に押し出してこそ、普段はきつい仕事だけれども余暇も楽しんでいただけますよというアピールになるのではないか。

人生と仕事はイコールではない。中には仕事がなによりも大好きで、趣味など無くても構わないし、自分の子どもよりも他人の子どものためにしっかりと働きたいという奇特な方もいらっしゃるかもしれないが、極めて多くは決してそうではない。自分の人生を、一度きりの人生を、悔いなく幸せに生きるために生まれてきたのである。こちらの動画でも話した。「先生方に時間を与えて」というタイトルの動画にした。文科省や文科大臣に視ていただければと願っている。

木村達哉

追記
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