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沖縄からの講演依頼

2023.06.08(木) 03:00

沖縄のある保護司の方からメールを頂いた。保護司というのは犯罪を犯してしまった人たちや非行に走ってしまった人たちの更生を願って活動をなさっているボランティアの方々である。ボランティアなのだから給料は支払われない。

大変なお仕事なのにボランティアというところがいかにも日本らしい。こういった活動にこそ多大なる公的扶助がなければならないし、ボランティアではなくそれなりのペイがあって然るべきだと私は考える。教員の働き方改革がニュースで話題にあがっているけれども、誰かの生活の犠牲の上に成り立っているような活動では続かない。

講演の依頼であった。沖縄での依頼といえば学校や大学、教育委員会といった教育機関からのものがほとんどである。とは言っても教育機関に限ってNPO活動をしているわけではない。琉球新報やジュンク堂書店からの依頼も今まで断らずに受けてきた。

したがって保護司さんからの依頼も引き受けた。が、受諾してから話を進めていくと400人からの人々がいらっしゃるとのこと。加えてそのなかには那覇市長と豊見城市長も含まれているらしい。気軽に引き受けたものの、えらい大きいイベントだとわかってきた。話し始めると緊張は一切しないが、にわかに緊張感が高まってきた。

時は7月29日午後と決まった。場所は豊見城市中央公民館。講演は、聞いてくださった方々や主催された方々が木村を呼んでよかったと言っていただいてナンボ。せっかくのご縁が続くことを願い、心を込めてお話ししよう。

木村達哉

「沖縄の風に吹かれて」の第6話をアップしました。沖縄の学力テストが都道府県別ランキングで最下位だったのですが、そもそも成績を上げるために必要な要素を満たしているかどうかを学校や教育関係者が考える必要があるのではないかと考えています。コラムはこちらです。