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BOOKHOLIC

2023.12.25(月) 07:00

12月25日。起きたらすぐにPCを立ち上げ、執筆中の原稿を開く。三省堂から依頼されている『まるまる高校英文法』(仮称)のBOOK①を書いているのである。Gakkenから出る予定の『3 Step Speaking Drill』は11月末日に脱稿した。さっそく次に向かっている自分を褒めたい。

友人のコピーライターは年間50日程度しか働かない。それ以外のおよそ300日は遊んで暮らしている。私とは違って大酒飲みの彼は夜な夜な三宮や梅田に繰り出して、朝まで飲んでいる。その程度の労働でも十分生きていけるのだから、要は売れっ子なのだろう。

私の場合、売れているかどうかは別として、書いているのが好きな性分なのである。仮に年収が大谷選手のそれになったとしても同じペースで書き続けることだろうし、どこからも依頼がなければnoteやブログにコラムを書き綴ることだろう。年間50日労働で生きていけるようになったとしても、今と同じライフを送ることだろう。

ある方から「少しワーカホリックですか」と言われた。ワーカホリックという言葉にはネガティブな意味合いが含蓄される。私は好きで書いているものだから、こいつを取り上げられると今度はひねもす本を開いてばかりいることになる。

computerholicという単語があるが、さしずめbookholicというところか。

どう生きてどう死ぬかは個人の自由で、クリスマスにお洒落なレストランでワインを飲むのが好きな人はそうすれば良いし、家族と一緒にケーキを食べたい人はそうすれば良いのである。私は正月もクリスマスもなく、本を書いたり読んだりするのが大好きなので、家族の迷惑にならない程度にそうしている。要は、それが私の幸せなのである。

パソコンを開いて著作を書き、疲れたら横に置いてある『雪国』を開いて読む。また飽いたら書き始める。膝の上のさくらが目を覚ましたら散歩に出かける。テレビもスマホも要らないし、実はそれほどカネも要らない生活を、つまり仙人のような生活を好んで送っているのである。

木村達哉

追記
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