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新庄北高校にて ~個人が死ぬわけにはいかないから

2024.01.11(木) 08:00

1月11日。伊丹空港からJALで山形空港へ。出迎えてくださった先生の車で県立新庄北高校までやってきた。二年ぶりの訪問。コロナ禍でも私を呼んでくださった同校の先生方に、そしていつも私の著作をご採用くださる先生方には深く感謝申し上げたい。

こういう演題ではあったけれども、そもそも「なんの勉強をするのか」に時間を割いて話をした。大谷さんは野球の、藤井さんは将棋の、石川さんはゴルフの、私は英語の、それぞれ勉強をしてきた。大谷さんは凄いけれども、では将棋が強いかというとおそらくそうではないだろう。

誰でも全部はできないのであって、生きている間に強い要素を1つでもいいから作ろうとする。それを極めようともがく。でも、生徒たちは英語も数学も全部できなければならないと思い込むから苦しいのである。人生を深く考えて、何を勉強するかを考えれば良いのだ。

これからの日本はどんどん人口が減少していき、おそらく今日の生徒たちが生きているうちに1億人を割り込む。移民が増えなければ驚くほど経済は停滞し、年金制度が賦課方式では成りゆかなくなるだろうと推測できる。

政府の失政ではあるのは確かだ。その政府を積極的に選んだのは国民であるから致し方ない。しかし、個人は国とともに死ぬわけにはいかない。幸せに生き、笑顔で死んでいかねばならない。そのためには勉強をし、大谷さんたちのように他の人たちの笑顔に貢献しなければならない。そしてそれなりの資産を築いていかねばならない。

英語や物理だけが勉強ではないという話をした。生徒たちは極めて熱心で、14時半から始まった私のトークが、最後の質問に答え終わったときには18時になっていた。ひと様のお役に立てる、そして自身が幸せになれるように、しっかりと学んで自分を強化していってもらいたい。

木村達哉

追記
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